京の街を見守る「大文字山(466m)」。
京都市左京区にあり「如意ヶ岳(如意ヶ嶽)」とも呼ばれています。京都市内から近く,1時間程度で登り切ることができ,プチ・トレッキングに最適な山。
左京区近辺の小学校ではフツーに学校行事として大文字山登山があり、ちょっとした遠足気分で手軽に登れます。
しかも、山頂からの眺めは絶景で,京の街を一望に見渡せる!大文字の「大」の字のところに直接立てる感動がココに。。。
大の字と言えば、毎年8月16日夜の「五山の送り火」で、いちばんデカい送り火が点火されるスポットでもあります。
今回は、そんな登山初心者でも気軽に登れる大文字山登山のルートをご紹介いたします!
大文字山登山ルート|初心者でも安心!1時間で登頂!京都のナイスビューをゲットできるおススメスポット
目次
大文字山登山のポイント
京都生まれのさるたひこ的おススメポイントは以下の通り。
- 登山初心者向けで子供でも登れる
- 大の字まで早ければ30分ほどで登れる
- 頂上は京都市内を一望できるナイスな場所
- なんと言っても、大文字の「大」の字のところに立てる感動!
- 帰りは銀閣寺周辺のお土産屋さんが楽しい♪
といったところです。
京都左京区近辺の小学校ではフツーに、大文字山登山が遠足としてありまして、なんなら幼稚園・保育園でも登ってしまうというビギナー向けの山、それが大文字山。
しかも、京都にいけば必ず目につく、いや、京都といえば大文字山、といっても過言ではない要チェックスポットなんです!
京都に行ったら是非訪れていただきたいっm9( ゚Д゚) ドーン!
大文字山登山の服装
軽装でOK!
初心者の方でも気軽に登れる、がテーマなので、がっつりした服装は不要です。
以下ご参考までに。
あるといいな | 内容 |
登山靴、トレッキングシューズ | スニーカーでも大丈夫です。 |
ザック | 普段使いのザックでも大丈夫です。 |
レインウェア | 万が一の時用。上下に分かれた蒸れにくい素材のものがいいです。 |
水筒 | ペットボトルでも。少なくとも1リットルはあるといいです。 |
タオル・てぬぐい等 | 汗拭き等。他にも、救急用、日焼け防止として役立ちます。 |
ティッシュペーパー | 芯を抜いたトイレットペーパーとか、量があっていいですね。 |
薬類 | バンソウコウ、消毒液、、、ま基本は不要ですが。。。 |
おやつ | エネルギー補給に。300円まで(笑) |
ビニール袋 | ゴミ入れ、着替え入れに。 |
帽子(ハット) | 日よけや頭の保護。寒い季節には防寒用に。 |
水分補給については要チェック。途中、休憩する所は2か所あります。こまめに水分補給しながら登りましょう。
大文字山登山ルートへの道
さて、そんな大文字山。
登山ルートはいくつかあり、銀閣寺,法然院,霊鑑寺,蹴上,山科の毘沙門堂裏手などから入山が可能。
最もポピュラー&おススメなのは「銀閣寺ルート」。
コチラ、道も整備されており登山客もたくさんいらっしゃいます。
今回ご紹介するのもコチラ。
京都市バスでお越しの際は、「銀閣寺道(銀閣寺)」を目指しましょう。
京都駅からだと、5、100、17系統のバス。四条河原町からだと、5、32、203、17といった感じ。(詳しくはコチラ 京都市バスHPから)
では、早速入口からご紹介です。こちら、銀閣寺橋。
▲銀閣寺橋を渡って突き当りまで緩やかな坂道、銀閣寺参道を登っていきます。
銀閣寺。正式には「東山慈照寺」。 世界文化遺産。外国人の方にも人気のスポットでもあります。大文字登山のついでに是非。当サイトとしては、あくまで大文字登山推しであります。
▲左右に並ぶ魅惑のすーべにあーしょっぷ。お土産は後で。今はぐっとこらえて山頂をめざします。
▲突き当り、銀閣寺入口の様子。夏とか、もうすでにアイスクリームが食べたくなってきます。
突き当りを左に曲がります。
▲少し行くと八神社の入口。こちらを右に入っていきます。
▲高御産日神、神産日神、他6柱を祀ります。由緒等詳細は不明とのこと。
▲八神社を右に曲がってしばらく進みます。
▲学校の立て看板を右へ。コチラが大文字登山口、入口です。
▲「行者の森 大文字山参道」の文字。ここからが大文字山登山!さー始まるぞー!
▲しばらくは固めの砂利道を進みます。
▲登山ぽい雰囲気が少しずつ出てきます!
▲夏とか、暑苦しい市内とは違ってほんと気持ちいいー!!!京都は鍋の底にいるような感じなんで、こういう避暑スポットがほんと貴重なんです。
▲しばらくいくと左側に湧水。私さるたひこは飲んでみましたがお腹は壊しませんでした。自己責任で。おススメは、タオルを濡らしておくこと。首に巻いたりして、熱中症対策に(夏限定)。
▲右手に小川。さらさらと、涼しげな音を聞きながら進みましょう。
▲大文字登山ルート。要は、春はスギ花粉にご注意です。
▲この辺りまでくればあともう少し。大文字登山ルート本番手前の雰囲気。
▲さー見えてきました。大文字山登山ルート、いよいよ本番の登山道入口であります。
▲この辺りは砂防ダムになってます。橋を渡ってあちらの世界へ。ここからが本番。一旦水分補給を。
さー、気を引き締めていきましょう。
▲しばらくは、木でできた階段坂が続きます。このへんは子供でも難なくクリアー。
▲こちら、大文字山登山ルート最初の休憩所。ちょっと水分補給とおやつを。。。体力に自信がある方はどんどん進みましょう。
ゆっくり登っていきましょうね。そんなにキツクない登山ルートなので、楽しみながら是非。
途中、少し展望がひらけるところがあります。
▲かすかに見える京都の街並み。ずいぶん登ってきました。2番目の休憩所はあとちょっと先です。
▲見えてきました。左に大きく曲がるところ、大きく開けた空間があります。
▲このお地蔵さんが目印。ちょっとお休みさせていただきましょう。登る方の邪魔にならないように、少し外れたところで休憩です。
▲「千人塚」と呼ばれるスポットです。
経緯を少し。第二次世界大戦の末期、軍が本土決戦に備えてここに高射砲を設置しようとしたことがありましたとさ。このとき、地面を掘ったらなんと、壺がたくさん出てきた。その壺には遺骨が納められていたのですが、これ、一説には、室町時代に遡るとか。第13代将軍足利義輝が、三好、松永の軍と戦って破れたときの兵士の遺骨と言われてたりします。なので、お地蔵さんが。。。
ふーんって感じで。とにかく水分補給を。ここからゴールまであと15分くらいです。
▲千人塚を過ぎると、ワイヤーをくぐるスポットがあります。
▲こちらのケーブル、言わずもがな「五山の送り火」に使用する薪を山上に上げるためのリフト。
このリフト、先ほどの、登山本番が始まるところにあった橋の周辺にある砂防ダムのところから火床のところまでをワイヤで結んでます。8月になると、これで薪を大量に山頂へ運ぶわけですね。
▲こちらの階段が見えてきたら山頂はもうすぐそこ!あとひと踏ん張り!
▲さー見えてきました!大文字山登山ルート、フィナーレの瞬間!
▲キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!ついに山頂到着です!
▲おつかれさまでした!コチラ大文字山山頂。気持ちいいー!!!
ここまで1時間かからないくらい。速い人だと30分くらいで登ってしまいます。
大文字山の大の字付近
▲「五山の送り火」用の竈(かまど)。バーベキュー用ではございません。←小さい頃はそう思っていた。。。大文字山山頂ってバーベキューパーティするところなのね、、、的な。。。汗
コチラの竈は特に、「大」の文字の各画が交わるところなので、「金尾」といわれております。
からの、、、
▲京都市内全景!!!!!いやー気持ちいいぞー!!!!
▲大文字山山頂ビュー左手、京都駅方面。山の斜面、大の字の、足の部分片側に沿って、送り火用の竈が点々と続きます。
▲大文字山山頂ビュー右手、北山方面。
▲パノラマ激写!京都御所、上賀茂神社、下鴨神社、吉田山、平安神宮、京都タワーも見えます。ホント気持ちいいー!!! 京都といえばやっぱココでしょ!
▲弘法大師をお祀りしている「大師堂」です。
大文字山頂へは、、、大の文字のてっぺんから、さらに山の中へ入っていきます。ただ、ここから先は、結構な登山道になるので、山頂に行ってみたい!という方だけで。京都の人としては一般に大文字登山といえば、ココ、大の字のところまで登ることを言いますので、それでいいんじゃないかと思います。
ということで、現場からは以上です。
登り終えたあとは、、、
例えばアイスクリーム!!!
とかね。
大文字山登山ルートまとめ
京の街を見守る「大文字山(466m)」。
京都市左京区にあり「如意ヶ岳(如意ヶ嶽)」とも呼ばれています。京都市内から近く,1時間程度で登り切ることができ,プチ・トレッキングに最適な山です。
山頂からの眺めは絶景で,京の街を一望に見渡せます。しかも、大文字の「大」の字のところに直接立てる感動がココに。。。毎年8月16日夜の「五山の送り火」で、いちばんデカい「大」の字が点火されるスポットだからね!
大文字山登山ルートおススメポイントは以下の通り。
- 登山初心者向けで子供でも登れる
- 大の字まで早ければ30分ほどで登れる
- 頂上は京都市内を一望できるナイスな場所
- なんと言っても、大文字の「大」の字のところに立てる感動!
- 帰りは銀閣寺周辺のお土産屋さんが楽しい♪
京都にいけば必ず目につく、いや、京都といえば大文字山、といっても過言ではない要チェックスポット!京都に行ったら是非訪れていただきたいっm9( ゚Д゚) ドーン!
懇切丁寧に有難うございました。 上ってみたくなりました (もう少し涼しくなってから) 30分~1時間位みておけば大丈夫そうですね。 御礼申し上げます。
私は、過去に2度登りました。
その道中、写真ばかり撮って居ましたが、この説明を見れば、わざわざ写真に撮る必要が有りませんでした。
また、登ります。