鳥取砂丘|鳥取の日本海沿岸に広がる巨大な砂場!起伏に富んだ地形が特徴の鳥取砂丘

 

「鳥取砂丘」は鳥取県鳥取市にある砂丘。

日本海沿岸に広がる巨大な砂場。もとい、日本を代表する海岸砂丘です。

南北2.4 km, 東西16 km、約545ヘクタールというデカさ。これ全部、砂!

現地は、いたるところが砂。とにかく砂。圧倒されました件、鳥取砂丘の様子とあわせてご報告です。

 

鳥取砂丘|鳥取の日本海沿岸に広がる巨大な砂場!起伏に富んだ地形が特徴の砂丘は確かに登るのが大変だった件

鳥取砂丘の場所

鳥取砂丘は、鳥取市内から見てほぼ「北」。265号線、山陰道からのアプローチが主な経路。

「鳥取砂丘入口」交差点を海岸方面へ向かうとすぐに見えてきます。

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▲こちら、鳥取砂丘の最寄り駐車場入口の図。前払い料金500円なり。

 

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▲駐車場内からの図。道を挟んで鳥取砂丘とは反対側に、砂丘会館があります。

砂丘会館は、国立公園鳥取大砂丘の遊覧に一番便利で近い位置にある大型のドライブインです。
鳥取の名産品をたくさんとり揃えた売店と郷土色豊かなお食事を賞味いただける大食堂、お座敷を備え、お食事、ご休憩に喜ばれております。
砂丘においでの節は、大型バス30台、乗用車150台収容の無料大型駐車場完備で皆様のお越しをおまちしております。
砂丘会館HPより引用

とのこと。まー、巨大な特産品販売処といった感じで、食事を中心にいろいろなお土産が置いてあります。

話を戻して、鳥取砂丘の駐車場内はこんな感じで。

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▲奥に見えるのが、リフト! こ、こんなところに、、、???

コチラ、左手にある砂丘センターと鳥取砂丘の入口を結んでいる観光リフトです。2人乗りのリフトからは、馬の背や日本海を眺められるとのことで、お時間があれば是非。

砂丘センター(TEL : 0857-22-2111)

  • 交通:バス停「砂丘センター」からすぐ
  • リフト料金:往復300円
  • 営業時間:8時~17時
  • 休み:無休
  • 駐車場:100台

砂丘センター自体は宿泊施設も兼ねていて格安で泊まれます。

イメージ的には、格安でここに泊まり近くの岩戸海岸で海水浴、近くの「砂の美術館」で3Dマッピングショーを楽しんだり、夕方は美しい夕日を見ながら鳥取砂丘観光、、、みたいな感じすね。

私さるたひこは、今回は鳥取砂丘を見に行っただけなので、御縁なく終了。ただ、昭和の時代から続く鳥取屈指のリフトであります。お時間があれば是非。

まー、日本でも超有名な鳥取砂丘周辺は一大観光スポットですから。群がる事業者の皆さんの創意工夫度合いが胸を熱くしてくれます。

さ、そんなこんなで、無事駐車場にパーキングさせたら、とっとと鳥取砂丘を目指しましょう。

ちなみに、

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▲駐車場内にある、鳥取砂丘事務所を兼ねた「鳥取砂丘ジオパークセンター」の前には、足洗い場もご用意。無料。これはうれしいですね。思いっきり砂まみれになっていただいてOKです。

 

鳥取砂丘への入口はコチラ。

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▲鳥取砂丘の小高い丘を登った向こう側にお目当ての巨大な砂場が広がります。

ちなみに、こちらの小高い丘、砂丘全体から見ると「第三砂丘列」の一部であり、鳥取砂丘の特徴の一つである「起伏が大きい」の一部を構成しております。是非チェック。

 

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▲第三砂丘列を登ると、その先に広がるのがキタ━(゚∀゚)━! 鳥取砂丘であります!

 

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ゆるやかな斜面になっていて、当然のことながら辺り一面、砂だらけ!

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まずは、まっすぐ進み、第二砂丘列、通称「馬の背」を登りましょう。

 

鳥取砂丘の様子

砂丘砂丘と言いますが、日本にある砂丘は何も鳥取砂丘だけではございません。北から順に並べてみると、ざっとこんな感じ。

  • 北海道:石狩砂丘、紅葉山砂丘
  • 青森県:猿ヶ森砂丘
  • 山形県:庄内砂丘
  • 埼玉県:志多見砂丘、鷲宮砂丘、高野砂丘
  • 静岡県:中田島砂丘、浜岡砂丘
  • 石川県:内灘砂丘
  • 鳥取県:鳥取砂丘
  • 島根県:古浦砂丘
  • 鹿児島県:吹上浜

主なところで13の砂丘がある訳で。このうち、実は日本最大の砂丘は青森県の猿ヶ森砂丘。

ただ、コチラ、防衛省の施設である「弾道試験場」があって、流石に危険すぎるということで一般人の立ち入りが制限されているために知られていない、といった背景あり。

鳥取砂丘はその中で、

(観光可能な砂丘としては)日本最大!

ということになっております。

その規模、南北2.4 km, 東西16 km、約545ヘクタールというデカさ。

一応、

  • 1955年(昭和30年)に国の天然記念物
  • 1963年(昭和38年)山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定
  • 2007年(平成19年)に日本の地質百選

といった歴史があり、特に昭和30年の天然記念物指定あたりから県をあげて観光地化が進められてきたという次第。

昭和30年と言えば、トヨタクラウンが発売されたり、東京デズニーランドが開園したりと、戦後からの立ち直りが急速に進んでいた年であります。ま、どうでもいいか。

天然記念物ですから、よっぽどですよね。

どうやら、

  • 海岸砂丘として世界的に見ても大きな起伏をもつ
  • 風紋、砂簾、砂柱、などの独特の砂丘地形をもつ
  • ハマゴウなどの植物群落をもつ

といった点が評価されたようで、学術的にも非常に価値が高いとのことで、めでたく指定と相成った訳です。

ま、この辺りは、鳥取砂丘を見わたしながら是非チェックしていただければと思う次第です。

 

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▲鳥取砂丘の「起伏に富んだ地形」を象徴するのが「砂丘列」と呼ばれる砂の小山。全部で3つ。

海側から順に、第一砂丘列、第二砂丘列(標高約47m)、第三砂丘列(標高約60m)。

特に、第二砂丘列は馬の背中のように見えることから、「馬の背」と呼ばれてます。

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▲鳥取砂丘入口からずーっと歩いて第二砂丘列を望むのビュー。確かに、なだらかな稜線を描く姿は「馬の背」に見えなくもないか。。。

 

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▲第二砂丘列(馬の背)を見上げるの図。標高約47mって、結構高くねーか??!!

写真には入ってませんが、右手からは緩やかに登れる道がありますので、体力に自信が無い方や無謀なことが不要のお方は是非そちらから頂上を目指されてください。

私さるたひこは、当然!

正面突破

であります((((;゚Д゚))))ガクブル

 

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▲ぜーはーぜーはー・・・(;´・ω・) 写真では分かりづらいですが、斜度45度ほど。登っても登っても砂に埋もれて崩れ落ちてぜんぜん上に進めない。。。3歩登って1歩下がる感じで、、、コレ、キツー。。。

 

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▲見上げての図。絵になるんだけど、既に息が切れてます。。。

恐るべし、、、馬の背

 

奮闘する事10分ほど。。。?

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ようやっと、馬の背の頂上にたどり着く。。。ぜーはーぜーはー。。。

 

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って、おーーーーーーーーーー!!!

素晴らしい!!

これ、夕日は絶対美しいに違いない。間違いない。

今度、ゆっくり時間つくって夕日を散策したい件。

 

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▲パラグライダーやってますやん! いいーーねっ!

スクールもあるようです。ゼロパラグライダースクール。コチラ是非チェックされてください。半日コース7000円から。サイコーだな。コレ。

 

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▲馬の背の頂上で思い思いに過ごす人々の図。

しっかし、、、

コチラの砂丘、もとは中国山地から運ばれてきたそうで。

中国山地の花崗岩質の岩石が風化して、近くを流れる千代川で日本海へ流されたあと、海岸に集まったものがこのような巨大な砂場を形成したそうで。

海の砂を海岸に向かって押し流す潮流、海岸線に積もった砂を内陸へ吹き込む卓越風のダブルの効果でここまでのものをつくるなんて、スゴすぎです。

 

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▲鳥取砂丘の斜面を伸びる延びる影。超巨大な人影の完成であります。

 

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▲帰り道の図。行きが下りだったので、帰りは登りです。

もーこのへんになると、砂にうんざりしている自分がおりました。

もう、しばらく砂場はいいや。。。

 

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▲駐車場にもどって、砂を洗うの図。いやーホントありがたい!

 

まとめ

鳥取砂丘

鳥取県鳥取市にある鳥取砂丘。日本海沿岸に広がる巨大な砂場。もとい、日本を代表する海岸砂丘です。

南北2.4 km, 東西16 km、約545ヘクタールというデカさ。これ全部、砂!

現地は、いたるところが砂。とにかく砂。生成過程もさることながら、とにかくその砂に圧倒されます。是非チェックされてください。

 



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