大正時代から続く「ゐざさ」中谷本舗さん。
奈良県奈良市に本社ですが、もとを辿ると大台ケ原。さらに、その上にある川上村の柏木という小さな村に源流が。
関西では結構有名で。
伝統の技術とあたたかい気遣いが随所に感じられる逸品です。駅弁売場で発見したのでさっそくゲット!
その全貌をご紹介します。
「柿の葉寿司」ゐざさ中谷本舗|本場「奈良吉野」の味が楽しめる柿の葉寿司はほんのり甘味があってとっても美味だった件
目次
ゲットしたのは、近鉄の大坂難波駅の駅弁売場。
▲みなさん熱心に物色されております。こちら、JR難波駅方面から。改札入ってすぐです。
この日は、大坂難波駅から橿原神宮前駅へ、近鉄特急で向かう途中でした。急ぎ足でお弁当探しをしていたところ、その高級感のあるパッケージに心ひかれて、、、ゲットして、そのまま特急に飛び乗った次第。
で、
こちら!
▲ゴージャスな外装です。なんと一つで「さば、さけ、あじ、たい」の4つの味が楽しめる!これは楽しみだ!
4種8個入りで1,080円。
箱をオープン!
▲おしぼりもツイテルのが嬉しい。。。柿の葉寿司ですから!手で行きますよね!?
▲内蓋に、解説文が。お召し上がり方から配置まで丁寧に教えていただけます。
▲伝統の時間を感じさせる上質な笹の葉。コレ、大台ケ原産?
中身4種はコチラ!
さば!
うまっ!
さけ!
あまッ!
あじ!
鋭い!
たい!
美味!
以上、4つの味がそれぞれおいしー!!!!
さば、さけ、あじ、たい。。。サイコーです♪
車窓から。
さて、そんな柿の葉寿司弁当ですが、気になるのは「ゐざさ」という名称。
当サイトならではの、無駄に深堀りを以下。
ゐざさ中谷本舗さんの経緯
さかのぼる事、、、
明治32年、「ゐざさ」中谷本舗の創業者・中谷勘市郎さん誕生@川上村柏木。
ここ、三重県との県境近くでめっちゃ山の中。。。
で、大正10年、米穀の販売権を手に上北山村へ引越、商い開始。
ここが「ゐざさ」中谷本舗さんの原点にあたります。
さらに時は流れ、、、
昭和36年ごろ、二代目・中谷宏さん、完成した「大台ケ原ドライブウェイ」に、観光客向けの茶屋「経ヶ峰茶屋」を構えます。
で、茶屋を営むにあたって「名物をつくらねば」、ということでつくったのが「柿の葉すし」と「笹寿司」という訳。
もともと、大台ケ原には、たくさんの笹があったこと、吉野は林業が盛んで保存のきく高価な魚として「吉野の鮭」は有名であったことからです。
屋号の由来は、なんと東大寺管長・清水公照さんとの出会いから。
わざわざ遠くの山奥の茶屋まで食べに来てもらって清水さんから中谷本舗の屋号として「ゐざさ」をもらったとの事。
コレ、「猪笹王(いざさおう)」の伝説にちなむもので。
「猪笹王(いざさおう)」とは、この地にいたという背中に笹の生えた大イノシシ。
流石でございます。
と、ざっとこんな感じです。
現在、橿原神宮へも毎年、2月11日の「建国記念の日」や各大祭にも献上している、由緒ある御寿司であります。
「ゐざさ」の屋号には、“伝説や人との出会いを大切にする心と、新たな峠越えの勇気を次世代へと伝えてゆきたい”そんな、私どもの思いが込められています。
HPから。詳しくはこちらでどうぞ。
ということで、恒例の。
感想(勝手にチェック結果)
勝手にこんな指標でチェック。仕事柄。ビョーキみたいなものです。
栄養バランスが良い | 3 |
ボリュームたっぷり | 4 |
ネーミング・コンセプトとの一貫性を感じる | 5 |
コピーと価格の整合性が取れてる(煽り過ぎてない) | 5 |
コストに対するパフォーマンスが良い | 4 |
コダワリとか想い入れとか愛とか | 5 |
合計 | 26 |
※[5]すばらしい、[4]良い、[3]普通、[2]課題有、[1]全然ダメ
ということで、総合評価、達成率86.7%であります!
流石、高得点でました!やっぱり空気感とか一貫性とかですね。贅沢な時間をありがとうございました!
まとめ
「柿の葉寿司」ゐざさ中谷本舗
柿の葉寿司の直接の源流は昭和36年ごろ。「大台ケ原ドライブウェイ」の「経ヶ峰茶屋」で売り出しはじめた「柿の葉寿司」「笹寿司」から。
本場「奈良吉野」の味を楽しめる逸品です。特に4種8個入り。ボリュームもあってめちゃ美味い!
是非召し上がってみてください。オススメです♪
4種8個入りで1,080円!
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