今宮戎神社|商売繁盛の御利益満載「えべっさん」!100万人もの人出でにぎわう十日戎で有名な神社は普段はめっちゃ閑散としていた件

 

今宮戎いまみやえびす神社は大坂府大阪市浪速区にある神社。新世界から徒歩5分くらい。

ココ、商売繁盛の神様「えべっさん」として知られ、毎年1月9、10、11日の3日間に開催される「十日戎」には100万人もの人出でにぎわいます。

兵庫県の「西宮神社」と同じ大阪の「堀川戎神社」とあわせて3大戎と呼ばれている商売繁盛系神社。今回は、「えべっさん」の豆知識と合わせてご紹介します。

 

今宮戎神社|商売繁盛の御利益満載「えべっさん」!100万人もの人出でにぎわう十日戎で有名な神社は普段はめっちゃ閑散としていた件

今宮戎神社への道

最寄は、南海高野線「今宮戎」駅。

駅から徒歩1分。ほんとすぐそこです。

今宮戎神社 (3)

▲南海線「今宮戎駅」。

駅前の細い道を進むと。。。

今宮戎神社 (6) 今宮戎神社 (7)

十日戎の日には、線路の下の屋台と参拝者のみなさんでエライことになります。

今宮戎神社 (11) 今宮戎神社 (12)

▲流石商売繁盛の神様です!名だたる会社の数々!!!!!

 

今宮戎神社の創建経緯

  • 推古天皇の時代、聖徳太子が四天王寺を建てたときに、西方の鎮護として創建したのが最初。
  • もともと、海の近くで、物資の集まりやすい土地だったため、海産物と陸の産物の物物交換「市」が開かれるようになったようです。これが商売御利益の背景。
  • 特に、平安後期には四天王寺の西門に「浜の市」が開かれるようになり、その市の守り神として「戎さま」が信仰を集めるようになった次第。

当サイトならではの神話に結び付けると、大阪の地は古代、海が平野奥深くまで入り込んでいた地形で、神武東征神話でも登場する、、、といったところでしょうか。

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確かに、このあたりは海の近くだったようです。

  • 時代は下って、江戸時代前後になると大阪は商業の町として反映、大阪町人の活躍と合わせて今宮戎神社も大阪の商業を護る神様として篤く崇敬されるようになったとさ。

十日戎の行事もこの頃から。

今宮戎神社 (26) 今宮戎神社 (15)

 

今宮戎神社の御祭神

今宮戎神社 (14)
  • 天照大神(天照皇大神)
  • 事代主命ことしろぬしのみこと
  • 素戔嗚尊すさのおのみこと
  • 月讀尊つきよみのみこと
  • 稚日女尊わかひるめのみこと

今宮戎神社の御利益

商売繁盛、漁業繁栄

 

その他

稲荷社

今宮戎神社 (29)

境内、本殿後ろ。目立たない感じでありますが。。。

 

無駄に深堀りコーナー

今宮戎 十日戎 (4)

戎さまは、左脇に鯛、右手に釣竿をもってます。コレ、もともと漁業の守り神であり、海からの幸をもたらす神を象徴しているとか。

社伝曰く

「えびす」の「え」は入り江の「え」、「ぴ」は古語で神霊を表す、「す」は居られるところ。合算して、「えびす」は海の近くに居られる神様。特に、海から幸をもたらす神様です。

「えびす」は日本神話に直接登場する神様ではありません。ですが、古くからその起源神として、大きく2つの神が流通しています。

国産み神話で登場する「蛭子ひるこ」、または「事代主」。

全国のえびすさんを祭る神社を見ていると、やはりこの2神を「えびす」としている神社が圧倒的に多いですね。

ちなみに、事代主神は大国主命の子という設定。大国主は大黒さんとしても知られてます。

そして!

「えびす」を事代主神だとする神社の代表格が、じつは「今宮戎神社」なのです。

ちなみに、事代主神が「えびす」になったのは、国譲り神話で、事代主が釣りをしていた事から。

ここから「えびす」が海の神であることになり、江戸時代以降、事代主=えびすとして全国へ。

七福神の絵で「えびす」が釣竿を持ち鯛を釣り上げた姿で描かれるのは、この事代主神の伝承にもとづくとも言われてます。また、事代主の父である大国主命が大黒天と習合したことにより、えびすと大黒は親子ともされてます。

すごいですよね。つながるし結びつくし膨らむし。。。

 

十日戎の福笹

今宮戎 十日戎 (2)

そんなこんなで、商売繁盛で有名な今宮の「えべっさん」。毎年1月9、10、11日の3日間に開催される「十日戎」には100万人もの人出が!

その中でも人気なグッズをご紹介。

それが「十日戎の福笹」!

この笹は孟宗竹の枝で、群生する熊笹とは別のものであります。

竹は、清浄さとか、根強さとか、一つひとつ節を付け足しつつ雪にも強風にも耐える強さとか、冬でも青々とした葉をつけるとか、生命の無限性とか旺盛な繁殖力から強い生命力や神秘性を感じてきたわけです。神が宿ると。

門松の竹も同じ。

竹の笹の「いのち」を生み出し「いのち」を蘇らせていく神秘性にあやかった縁起良いものとして位置づけられるようになりました。要チェックです。

 

子宝

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福笹に付ける「吉兆(きっちょう・きっきょう)」は、「子宝」と言われてます。

打ち出の小づちとか米俵とか鯛とかいろいろなものが付いてます。これは、「野の幸」「山の幸」「海の幸」を象徴していて、その背景には創建経緯の「市場」の守り神というところからです。

この市場は物々交換であり、山からのもの、海からのもの、野からとれるものをお互いに換えあっていた訳ですね。

 

まとめ

今宮戎神社

大坂府大阪市浪速区にある神社。新世界から徒歩5分くらい。

ココ、商売繁盛の神様「えべっさん」として知られ、毎年1月9、10、11日の3日間に開催される「十日戎」には100万人もの人出でにぎわいます。

兵庫県の「西宮神社」と同じ大阪の「堀川戎神社」とあわせて3大戎と呼ばれている商売繁盛系神社です。

 

今宮戎神社

大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6番10号

住所:大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6番10号

TEL:06-6643-0150 FAX:06-6643-0161

【電車】
地下鉄御堂筋線大国町駅3番出口より東へ徒歩5分
地下鉄堺筋線恵美須町駅5番出口より西へ徒歩5分
南海高野線今宮戎駅降りてすぐ
阪堺線恵美須町駅西へ徒歩5分
JR新今宮駅北へ徒歩10分または南海高野線に乗り換え今宮戎駅

駐車場なし

トイレあり

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    さるたひこ

    こんにちは、さるたひこです!読んでいただきありがとうございます。「日本神話をこよなく愛するナビゲーター」として日本神話関連情報、題して「日本神話がおもしろい!」を発信していきます。どうぞよろしくお願いします。ちなみに、ネーミングは、天孫降臨の折、瓊瓊杵尊を道案内した国津神「猿田彦命」にあやからせていただいてます。ただ、神様の名前をそのまま使うのは畏れ多いので「さるたびこ」の「び」を「ひ」に変えております。