吉田神社の節分祭|室町時代から続く京洛の一大イベント!吉田神社の節分祭を元地元民がガイドします!

吉田神社節分祭

 

京都にある吉田神社の節分祭を地元民だった私、さるたひこがガイドします。

実は、小学校から中学にかけて吉田山の上に住んでいた私、学校の通学路は吉田神社で。毎日境内を通過して登校。そして毎年の節分祭になると、それまで貯めてたお小遣いを握りしめて祭りに繰り出す。。なんせ、吉田神社の節分祭は出店がスゴイんです。なんか、、もう、、カオス?

今回は、そんな思い出深い吉田神社の節分祭を、私さるたひこの勝手な思い入れも織り交ぜながらガイドさせていただきます。

 

吉田神社の節分祭|室町時代から続く京洛の一大イベント!吉田神社の節分祭を元地元民がガイドします!

吉田神社の節分祭とは?

吉田神社の節分祭は、室町時代から続く京洛の一大イベント。もう、この時点で京都です。室町時代って、、

コロナにより減少はあるものの、概ね例年約50万人の参拝者が訪れるとされる結構な規模のお祭りであります。日程は3日間。メインはやはり、2月2、3日の二日間。

2日 節分前日祭
疫神祭
追儺式(鬼やらい神事)
本宮・大元宮
大元宮
本宮
3日 節分当日祭
火炉祭
本宮・大元宮
本宮
4日 節分後日祭 本宮・大元宮

個人的に非常に思い出深いのは、やはり、追儺式と火炉祭ですね。

▲吉田神社H Pより追儺式の様子

追儺式はこんな感じで、超絶恐ろしい鬼どもが登場してたっけな。子供心にこれはトラウマ必須の案件です。今ではコロナで中止になってますが、、、

▲吉田神社H Pより火炉祭の様子

そして火炉祭は、3日の夜から燃やす巨大キャンプファイヤー?夜遅くまで大勢の人たちで賑わいます。境内の杉の木から湯気が立っていたのを覚えています。巨大な火ですからね、熱で木の幹の水蒸気が湯気立つわけです。

京都の節分といえば、吉田神社の節分祭と言っても過言ではない!?元地元民だったからこそ断言させていただきます。

その上で、、吉田神社の節分祭で押さえておきたい6つのポイントがありますので勝手にご紹介。

  1. 参道の両脇にずらりと並ぶ出店の数々、、中でも鉄板は「出町のたいやき」!吉田神社の節分祭の時しか買えないレアアイテムです。
  2. 京都市民的には、いや左京区民だけかもしれないが、、古神符守札は火炉祭りでお焚き上げ!
  3. 本宮で販売してる福豆は鉄板アイテム!抽選くじ引き券付き!当たれば豪華賞品が??でも、もらうためには神社にもう一度来ないといけません!
  4. 大元宮の厄塚は吉田神社節分祭のメインコンテンツ!厄落としと一年の健康をお祈りせよ!
  5. 山陰神社そばにある出店で蕎麦を食う!包丁の神、料理飲食の祖神のご利益をいただきながら無病息災を願う!
  6. 菓祖神社でいただく豆茶が最高!お菓子と一緒に召し上がれ!

ということで、

以下、上記6つのポイントを織り交ぜながら吉田神社の節分祭をご案内申し上げます。

 

吉田神社の節分祭:参道の両脇にずらりと並ぶ出店の数々、、中でも鉄板は「出町のたいやき」!吉田神社の節分祭の時しか買えないレアアイテムです。

まずは東山東一条の交差点からスタート。

吉田神社の節分祭では、この交差点から吉田神社へ至る東一条通りが歩行者天国になります。

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

▲ご覧の通り、道路の両側にずらりと出店が並びます。写真は、午前中の様子なのでまだそれほど人は来てません。これが夕方から夜になると参拝客でごった返します。

吉田神社節分祭

吉田神社の節分祭鉄板チェックその1。出町のたいやき!!!

こちら、近くの出町柳とか出町商店街って場所があるんですが、「出町のたいやき」といいながら出町に店があるわけでもなく、なんなら屋台としてどこかでやってるって訳でもなく、、年に一度の節分祭のためだけの「たい焼き屋さん」なんす。激レアでしょ!??

吉田神社節分祭

▲お味は「あんこ」「くりーむ」の二種類。あんこは「粒あん」と「こしあん」のブレンドであります。めっちゃ美味しそう!!!

てか、美味しいから絶対食べてや。 

 

吉田神社節分祭

▲どっかで見たことあると思ったら、、、取材してた。

 

吉田神社節分祭

▲ここからいよいよ吉田神社の境内に入っていきます。

 

吉田神社節分祭

▲参道は左右に別れます。その両方に出店がずらり。まずは左側通行で参ります。

 

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

▲懐かしい出店の皆さん。郷愁を誘ってくれます。ほんと、小学生の頃とか、年に1回の夢みたいな世界だったよな。。。

 

吉田神社節分祭

▲本宮へ続く第二鳥居です。ここで手を洗います。

 

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

▲階段を登ったところが広場になってまして、、そこでお焚き上げが行われます。

 

吉田神社節分祭

▲懐かしすぎる!じゃんけんグリコとかして通学してましたな、、、あの頃はやけに広く、大きく見えてた階段がこんなに小さく見えるなんて。。。

 

吉田神社の節分祭:京都市民的には、いや左京区民だけかもしれないが、、古神符守札は火炉祭りでお焚き上げ!

世間的には、古神符守札とかは、お正月の時、初詣の時とかに神社にお返しするイメージかと思いますが、、、京都市民的には、いや、京都市左京区民だけかもしれませんが、古神符守札は当然、吉田神社の節分祭でお焚き上げと相場が決まっております。

吉田神社節分祭

▲本宮手前の広場に穴が掘られ、火炉祭用の鉄骨が組まれます。最終的には天井まで届くくらいの古神符守札山が出来上がります。

 

吉田神社節分祭

▲古神符守札をお預けしましょう。これ吉田神社の節分祭鉄板チェックの2つ目やで。

 

吉田神社の節分祭:本宮で販売してる福豆は鉄板アイテム!抽選くじ引き券付き!当たれば豪華賞品が??でも、もらうためには神社にもう一度来ないといけません!

吉田神社の節分祭鉄板チェックその3。本宮で販売している福豆は買え!の巻。

吉田神社節分祭

▲こちら、吉田神社本宮。

 

吉田神社節分祭

まずはお参りをしましょう。

 

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

吉田神社の御祭神:

  • 第一殿:健御賀豆知命たけみかづちのみこと
  • 第二殿:伊波比主命いはいぬしのみこと
  • 第三殿:天之子八根命あめのこやねのみこと
  • 第四殿:比売神

社伝曰く、、、

第一殿・第二殿の御祭神は諸々の災難より逃れ幸福を勝ち取る厄除・開運の神、第三殿の御祭神は神祇の祖神であり思慮深き学問の神、第四殿の御祭神は女神として女性に特別の徳を授ける神様です。また第三殿・第四殿は夫婦神として、良縁や夫婦和合の御神徳をお授け下さいます。 (吉田神社説明より)

とのことで。ありがたいことこの上ない!

 

御参拝が終わったらコレ!

吉田神社節分祭名物、福豆!!!

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

正式名称「抽選券付き厄除け福豆」!京都市内を中心とした事業所から協賛してもらった賞品が福当たりするという素晴らしい豆であります。

 

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

▲これが抽選券。要は、宝くじと同じ感じで。1週間後の京都新聞朝刊で当選番号が発表されますので、それを京都市民は固唾を呑んでチェックするという伝統行事です。

 

吉田神社節分祭

▲賞品陳列所。豆を食べるだけで、こんなに素敵な商品が当たるなんて!!昭和っていい時代でしたね。。。

 

その他、、本宮では色々いただけます。

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

 

ということで、ここからは、吉田山の上の方へ向かいます。

本宮前の広場には鹿がおられます。

吉田神社節分祭

コチラ、神様の使いとされる鹿。

実は、昭和32年(1957)、吉田神社の御鎮座千百年記念事業の一つとして、境内の一角に鹿を遊ばせたことがあったらしく、、で、実際にやってみたら鹿が増えまくってしまい、、、周辺住民、地域への配慮から鹿を遊ばせるのは断念。代わりに昭和60年、この鹿の像がつくられた次第。。

いろいろありました。。。

 

吉田神社節分祭

▲広場から大元宮の方へ向かいます。左手の階段は、菓祖神社へ続きます。これは、後で。まずは右手へ進みましょう。

 

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

 

吉田神社節分祭

 

吉田神社の節分祭:大元宮の厄塚は吉田神社節分祭のメインコンテンツ!厄落としと一年の健康をお祈りせよ!

 

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

 

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

 

吉田神社の節分祭:山陰神社そばにある出店で年越し蕎麦を食う!包丁の神、料理飲食の祖神に蕎麦を通じて無病息災を願う!

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

 

吉田神社の節分祭:菓祖神社でいただく豆茶が最高!お菓子と一緒に召し上がれ!

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

 

おまけ:吉田神社の節分祭に出てらっしゃる出店の皆さん。特に気になったやつをピックアップ!

吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭 吉田神社節分祭

いやー、もう、、これ、カオス。

 

吉田神社

〒606-8311 京都府京都市左京区吉田神楽岡町30

駐車場:普段はあるのですが、節分祭の時はなし。近くのコインパーキング利用。バス利用をオススメします。

トイレ:あり


追加開催決定!!朝日カルチャーセンター中之島教室 日本神話講義(秋冬)のご案内 10/29, 11/26, 12/24

日本神話講座

白熱講義 追加開催決定! 日本神話は『日本書紀』がまず編纂され、『古事記』がそれを取り込んで成り立っている!? この実態と驚きの真相を、通説や常識とは全く違う世界を、本講座では徹底的に検証します。10/29, 11/26, 12/24の全3回、途中参加でも大丈夫!激しくオススメです!


吉田神社節分祭

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

Avatar photo


日本神話.comへお越しいただきありがとうございます。
『日本書紀』や『古事記』をもとに、最新の文献学的学術情報を踏まえて、どこよりも分かりやすく&ディープな日本神話の解釈方法をお届けしています。
これまでの「日本神話って分かりにくい。。。」といったイメージを払拭し、「日本神話ってオモシロい!」「こんなスゴイ神話が日本にあったんだ」と感じていただける内容を目指してます。
日本神話研究の第一人者である佛教大学名誉教授の榎本先生の監修もいただいているので情報の確かさは保証付き!文献に即して忠実に読み解きます。
豊かで多彩な日本神話の世界へ。是非一度、足を踏み入れてみてください。
参考文献:『古代神話の文献学』(塙書房)、『新編日本古典文学全集 日本書紀』(小学館)、『日本書紀史注』(風人社)、『日本古典文学大系『日本書紀 上』(岩波書店)他