リニアモーターカーの体験乗車会に行ってきた件、ご報告です。
なんと私さるたひこ、今年の夏はラッキーなことに、リニアモーターカー体験乗車会の抽選に当たりまして、「夢の超特急」に試乗してきたという次第。
場所は、山梨県にある「山梨実験センター」。大月駅からバスで15分ほどの所。
リニアはまだ実験線での運行、2027年の東京~名古屋間開業を目指し、2014年に工事実施計画が認可されたばかり。先日も資金調達のニュースが出てましたよね。総事業費5兆円にのぼる巨大プロジェクトであります。これはきっと神武東征神話に匹敵するほどのプロジェクトなんじゃないかと。。
ん?神武東征神話?
日本神話でリニアモーターカー???
いいじゃないですか、日本神話と日本最先端技術、神代と未来、、、対極にあるコンテンツを当サイトでまとめてごちゃっとサラダボウルにしてしまおうという試み、その代り、どこよりも詳しいリニアモーターカー体験乗車の様子をご紹介です。
リニアモーターカー体験乗車に行ってきた!夢の時速500キロをリニアモーターカーで体験!
目次
リニアモーターカー体験乗車とは
夢のリニアモーターカーに体験乗車できる素敵な企画。
2017年現在、リニアモーターカーは実験線での運行。
なので、この実験線区間を往復するのが「体験乗車」であります。
JR東海では、山梨リニア実験線にて超電導リニアの走行試験を実施しておりますが、このたび、走行試験スケジュールの一部を活用して、超電導リニアの高速走行をご体験いただける「体験乗車」を実施いたします。
体験乗車は抽選制となります。なお、過去の体験乗車においては、昼前後の便は比較的お申込が集中する傾向にありましたので、お時間に都合のつく方は夕方の便にお申し込みいただくことをお薦めいたします。(必ず当選するとは限りません。)JR東海HPより抜粋
とのことで、
山梨にある「山梨リニア実験線」でリニアモーターカーの体験乗車ができるという訳。
リニアモーターカー体験乗車参加方法
リニアモーターカー体験乗車は、年に3回ほど実施中。
募集開始→事前申し込み→抽選→当選者発表→お支払い→体験乗車、の流れ。
募集案内・事前申し込みはJR東海のHPで。おおむね体験乗車の2か月前には募集開始。概要はコチラで⇒「JR東海:超電導リニアサイト」
今回ご紹介するのは、その2回目として、7月末~9月頭に開催された様子をお届け。募集期間は「5月25日(木)10:00~6月21日(水)23:59まで」でしたよ。
実は、去年も応募してたのですが外れてしまい、今年こそ!と思いチャレンジしてみたところ、今回は見事当選した次第。
メール登録するので、外れてしまっても次の案内が届きます。なので見逃すことは無いはず。あきらめずに応募しつづけましょう。
当選すると、こんな感じでメールで当選通知が届きます。
この度は、JR東海超電導リニア体験乗車にご応募いただき、
ありがとうございます。
厳正なる抽選の結果、当選されましたので今後のお手続きをご案内いたします。
なお、期限までにご入金いただけない場合は、当選権利は失効となりますのでご注意ください。 ■お申込み内容について(乗車日・便・区画数・参加者(
搭乗代表者、同行者等)の変更・追加はできません)
■予約番号 〇〇〇〇
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○乗車日・便 2017年 7月25日(火) 2便(発車時刻 11:25)
○集合時刻 11:15
○集合場所 山梨実験センター
※公共交通機関を使ってお越しください
○お申込者 さるたひこ 様
○ご搭乗代表者 さるたひこ 様
○ご同行者 A 様
B 様
C 様
○ご同伴幼児 D 様
○申込区画(人数) 2区画(4名様、同伴幼児1名様)
○応募日時 2017年 6月14日(水)11:36
○申込番号 〇〇〇〇※予約番号、申込番号、申込者、代表者、同行者、幼児の部分は変えてます。
てなわけで、
当選通知が届いたら支払いをして確定。さらに後日、ハガキが届くので大切に保管。
あとは体験乗車当日までワクワクドキドキのエブリデイという訳です。
リニアモーターカー体験乗車の現場
ということで、ここからはリニアモーターカー体験乗車の現場をご紹介。
場所は、山梨県都留市小形山。
▲2027年開業予定の「リニア中央新幹線」の一部区間にもなっている「山梨実験センター」。こちら、実験センター内掲示板より。
最寄り駅はJR中央本線「大月」駅。大月駅からバスあり。「県立リニア見学センター行き」で約20分ほど。終点下車。片道 大人300円、小人150円。
ですが、お車の利用をおススメします。だってめっちゃ田舎なので、、駐車場もあるので絶対便利です。
▲山梨実験センター付近のビュー。目の前には中央道富士吉田線が走ってます。
▲入り口は細い道。こ、こんなところに最先端リニアモーターカーが???
▲こちらが山梨実験センターの建物。リニアモーターカーの頭脳ともいえる施設ですね。
▲山梨実験センターの奥に広大な駐車場あり。体験乗車の会場へはココから歩いて2~3分のところ。
▲駐車場からリニアモーターカー体験乗車会場への途中pic。これが電力変換変電所ですね!
▲こちらがリニアモーターカー体験乗車会場の入口。早めに到着した人用にテントと扇風機が、、、ご配慮ありがとうございます。
▲リニアモーターカー体験乗車会場の図。実験センターの他にも「どきどきリニア館」「わくわくやまなし館」が付属。こちら後ほどご紹介。
▲時間になると開門~! さーこれから体験乗車の始まりです!アガルぅ~!
▲建物入口手前で記念撮影!スマホをお渡しして、スタッフの方が撮影してくれます。 配慮が行き届いてるわ~。
ということで、さっそく入っていきましょう。
リニアモーターカー体験乗車会場の様子
ここからは、リニアモーターカー体験乗車会場の中の様子をご紹介。
▲って、いきなり手荷物検査ですか!???
▲スゲーー!まるで飛行機の搭乗ゲートみたいだ。。。営業開始のときもこんな感じになるのでしょうか?
▲手荷物検査を無事に通過したあとは、乗車チケット発券。前もって届いていたハガキと予約番号をもとに、、、
▲チケット発券~! いやー、何でも楽しくなってしまう雰囲気!
っと、ここで、お子様連れの方は今のうちにトイレに行っておきましょう。
▲リニアモーターカー体験乗車は約2時間ほどかかります。ゲートから中はトイレがないので今のうちに。しかしめっちゃキレイなトイレでした!
さて、気を取り直して、
▲ゲートを通って会場へ向かいます。どうやら最初に説明があるようですぞ。
▲ほんと飛行機のボーディングゲートやね。ピっって。未来がここにあるー! って、今でもあるか。
▲おおおおおおおおおおおお!これが説明会場か!!! 3ブロック=リニアの各号車別に座るのね!
▲ちいさなお子様にはペーパークラフトとか自由研究用のワークシートとかがもらえます。すげーな、何この至れり尽くせり感は??
▲もらえるグッズの数々。嬉しい!気分はどんどんアガル!
▲小学生対象でもらえる夏休み自由研究用にもなってしまうワークシート。スゲーな!空欄を埋めていくだけで夏休みの自由研究が完了してしまうなんて!!いいんですかJR東海さん!?
▲通称「リニアガイド」。これを読めばリニアモーターカーとか山梨実験センターのことがだいたい分かってしまうスグレモノ。
▲会場に誇らしげに飾ってある「ギネス世界記録 公式認定証」。時速603キロ走行ですよ!
▲ということで始まりました。リニアモーターカー体験乗車、事前説明会です。楽しい!
▲本日の走行予定はコチラ!実験線42.8kmを約2往復。30分程度の乗車。行ったり来たりするのね。
ガイダンスが終了するといよいよリニアモーターカーへ移動です!
▲号車別に移動。
▲おおおおおおおおおおおおお!つ、ついに夢のリニアモーターカー!!! 気分最高潮
リニアモーターカー体験乗車
いよいよリニアモーターカーの車内に潜入!
▲リニアモーターカー入口!なんだかホント飛行機みたいだ。。。
▲まさに飛行機搭乗部分と同じ。リニアモーターカーのプラットホームと車両本体には間があいていて、ホームから橋みたいなのが伸びてくる仕掛けになってるそうです。
▲おおおおおおおおおお!これがリニアモーターカー車内!!って、新幹線と同じやん!
▲窓も座席ラベルも、座席も新幹線N700と同じ感じ。未来のリニアモーターカーはもっと洗練されたデザインになっていくんだろーなー
▲こんなこともできちゃいます!
▲窓から外を眺めるの図。パネルが見えますが、あれが超電導磁石です。1枚1枚電極が差し込んであって、N極S極を高速で入れ替える仕掛けですね。
そしてアナウンスが流れ出発です!
リニアモーターカーは最初、タイヤを使って走ります。で、時速150キロ前後から宙に浮いて走行開始。それまでのタイヤの音から宙に浮いた瞬間、音が変わるので分かります!
▲って言ってる間にいきなり新幹線の速度越え!速いなー!!! 当たり前か、、
▲で、ついにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 夢の時速500キロ!スゲー!!!
▲って、ずーっとトンネルを走るので外は真っ暗。テレビ画面でその速さが分かる感じです。結構揺れるのね。
時速500キロで走るのは全長48キロの実験線の真ん中部分。時間にして10分くらいでしょうか。しばらくするとスピードを緩め始めます。
で、あっという間に最初の終着点に到着。
▲ようやっと見えた外の景色。気になる様子の息子たちです。いい夏休みになるといいね。
▲あとは行ったり来たりの繰り返し。子供たちは最後のほうは飽きてしまい、説明会場でもらったペーパークラフトを完成させておりました。。。いや、いいんだけどさ、、、涙
▲ということで、30分程度の体験乗車終了でございました。降りた後はこのように今まで乗ってたリニアモーターカーの全景が見れるスポットへ。写真撮影はコチラでどうぞ。
▲こちらこそ、ありがとうございました!!!
と、いうことで、リニアモーターカー体験乗車の一部始終、現場からは以上です。
山梨県立リニア見学センター
山梨実験センターと同じ敷地内にあるのが「山梨県立リニア見学センター」。
こちら、リニアモーターカー体験乗車の際には是非チェックいただきたい「リニアが分かる!施設」です。
▲リニアモーターカー体験乗車会場から歩いて2~3分。同じ敷地内なのですぐに分かります。
▲受付の図。体験乗車された方はチケットを提示しましょう。割引料金で入場できます!
▲ま、ついでなんで、いいじゃないですか。リニアの仕組みが分かってしまう素敵な施設であります。
▲1階のテーマは「学ぶ!」だそうで、中央にどーん!とリニア試験車両が展示されております。
▲こちら、2003年に鉄道の世界最速記録(当時)581kmを樹立した伝説の試験車両。なめらかな流線形が美しいですね。ド迫力!
▲中に入ったりもできます。って、開口部ドア、上に開くのねん!デロリアンやー!
▲こちらが超電導磁石。このパネルが1枚1枚、リニアモーターカーの横に貼り付けてあるわけですよ!
ちなみにリニアモーターカー、最初のころは「地面に磁石+車両底に磁石」で反発する力で浮かせてたらしいのですが、後半からは「横のガイドウェイに磁石+車両横に磁石」となり引っ張り上げる方式に変更されました。
へー。
なので、現在のリニアモーターカーは横に超電導磁石が設置されている訳ですね。
さて、2階へ行ってみましょう。
▲2階のテーマは「体験する!」ということで、代表的なところでコチラ、ミニリニアであります。
一応、磁気浮上走行が体感できるらしいが、、、
▲そして「超電導リニアのしくみ」コーナー。こちらのブースを一回りすればリニアの仕組みがあっという間に分かってしまうという超お得な内容になっております。
▲リニアモーターとは、回転モーターを直線(リニア)モーターにしたものです。リニアは「Line(ライン)」の「Liner(ライナー)」変化形。
すげーわかりやすい
次!3階!
▲3階のテーマは「見る!」ということで、あるのが巨大ジオラマ。「リニア中央新幹線」開業後の山梨県を舞台にしております。ま、この施設、県立ですから。
▲そしてリニアシアター。リニアが実現する未来を映像で魅せてくれます。上映時間10分ほど。
▲最後に、見学ラウンジへ。ここ、時間があえば走るリニアモーターカーをみることができます。
と、いうことで、
以上が「山梨県立リニア見学センター」の概要でした。現場からは以上です。
わくわく山梨館
ココまで来たら最後は何ですか?そうですお土産です。
ということで、「わくわく山梨館」をご紹介。
▲個人的にはあんまりわくわく感はないのですが、小さなお子さんには胸躍るスポットなのでしょう。
▲いやー、こりゃー萌える!?
▲2階はラウンジのような感じで、ちょっとしたくつろぎスペースであります。
以上!
ということで、リニアモーターカー体験乗車、からのリニア見学センター、わくわくやまなし館のご紹介でした。
最後に、リニアの未来を少しご紹介しておきます。
リニアモーターカーのつくる未来
「リニア中央新幹線」は、JR東海が主体で進められているプロジェクト。
- 平成23年に、国土交通大臣により、JR東海が営業主体・建設主体に指名、整備計画を決定。
- 平成26年に、同じく国土交通大臣により、品川~名古屋間の工事実施計画の認可取得。
といった経緯。その走行ルートは以下、日経新聞記事より抜粋。
▲完成すれば、品川~名古屋間を40分、品川~大阪間を67分で結びます。
現在、品川~名古屋間は2027年営業開始、名古屋~大阪間延伸は2045年といったスケジュールで準備進行中。
東京(品川)~大阪(新大阪)が繋がるのは2045年!
ってあと30年後、、、気の遠くなるようなお話です。
品川~名古屋間の総工費だけで5兆円、さらに大阪まで延ばすのに追加で4兆円、計9兆円の超巨大プロジェクト、それが「リニア中央新幹線」。ほんとスゴイ規模です。
人口減少の日本にあって30年後の営業開始で採算がとれるのかなど不安要素たっぷりですが、「より速く、より便利に」といった夢のプロジェクトであることには間違いなく、、
それはきっと神武東征神話で彦火火出見が夢見た「人々が幸せに暮らせる国を作ろうとした夢」とも通じるんじゃないかと、、
ということで、神話サイトならではのまとめをしてみました。
コチラも鉄板でチェックされてください。
まとめ
リニアモーターカーの体験乗車
リニアモーターカー体験乗車の抽選に当たって、夢のリニアモーターカーに試乗してきた件、いかがでしたでしょうか。
2017年時点で、リニアはまだ実験線での運行。現在は、2027年の東京~名古屋間開業を目指し工事実施計画が進行中です。総事業費5兆円にのぼる巨大プロジェクト。これはきっと神武東征神話に匹敵するほどのプロジェクトなんじゃないかと勝手に感じ入っております。
より速く、より便利に。人間のあくなき夢に限りはありません。それはきっと神武が夢見た「人々が幸せに暮らせる国を作ろうとした夢」とも通じるんじゃないかと、、ということで、神話サイトならではのまとめでした。
リニアモーターカー体験乗車、是非チェックされてください。
[map addr=”山梨県都留市小形山271-2″]
住所:山梨県都留市小形山271-2
電車:JR大月駅で下車、富士急バスに乗り換え。大月駅から見学センターまで約20分ほど
車:中央自動車道「大月インターチェンジ」から国道20号→国道139号、 大原橋東の信号を右折。大月ICから見学センターまで約15分ほど。
※申込に関する問合わせは、(株)ジェイアール東海ツアーズ 体験乗車応募お問合せデスク へ。
03-6880-3489 平日 10:00~18:00 土日祝・12/31~1/3休み
どきどきリニア館
- 【個人】
- 一般・大学生420円、高校生310円、小中学生200円
- 開館:AM9:00~PM5:00(入館:PM4:30まで)
- 休館:毎週月曜日・祝日の翌日・年末年始
- 住所:〒402-0006 山梨県都留市小形山2381番地
- TEL:0554-45-8121/FAX:0554-45-8122
- HPはコチラです。
コチラも是非。最先端科学技術に触れた後は最古の日本神話なんていかがでしょうか?
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