胡子神社は広島市中区胡町にある神社。
ココ、広島市内の中心地、アーケードの中、隣のビルに挟まれるように建っております。
その始まりは、江戸時代、町の繁栄と商売繁盛のために「えびす神」を勧請したところから。
これにより、現在の町名である「胡町」が生まれました。そんな経緯で、今では「商売の神様」として親しまれていて、特に毎年11月に行われる「胡子大祭」は広島三大祭りのひとつにもなるほど。
今回は、商売繁盛ご利益で篤い信仰をあつめる神社をご紹介します。
胡子神社|広島三大祭り「胡子大祭」で有名!商売繁盛の「えべっさん」は市内中心アーケードのなかで挟まれるように鎮座してる件
目次
胡子神社への道
路面電車、広電の「胡町」から徒歩3分くらい。
ほんと、広島市内繁華街の中にあります。
▲神社は、えびす通りのアーケードの奥です。ホント、市内繁華街のどまんなか!
アーケードを進んでいくと、、、
ありました!胡子神社! こ、これは、、、ビルの間に挟まれるように建っておられます。。。
胡子神社の創建経緯
慶長8年(1603年)創建。
って、関ケ原の戦い(1600年)の3年後。。。泰平の世の中が始まろうとしていた頃ですね。
町の長老さんが福島正則に願い出て、町内の繁栄のため吉田町の守護神だった「えびす神」を現在の場所に勧請したのがはじまりです。
福島正則って、、愛知で生まれ安土桃山時代に活躍した殿様で、関ヶ原の戦い後、安芸広島と備後鞆49万8,000石を得ております。新たに大名になった福島殿に長老さん願い出るの件。
商売の神様を祭って、市を開き、物資の交流を盛んにして、町を活性化しようと。で、ここから現在まで「商売の神様」として信仰を集めているという訳です。
胡子神社の御祭神
- 事代主命
- 蛭子命
- 大江広元
三柱が三位一体となって「えびす神」としてお祀りされております。そして「福の神」でもある。ご利益満載。ここの神社は全国的にも珍しく、「えびす」さんの2大起源説である「蛭子」と「事代主」の両方を祭っております。ダブルで御利益がお得!?
って、一柱だけめっちゃ人名?「大江広元」さん。
「大江広元」さんは、毛利元就の12代前の御先祖様であります。
胡子神社の御利益
商売繁盛、他各種御祈祷あり
胡子大祭
年次大祭として毎年11月17日~20日、その中で、18日~20日は「胡子大祭」として商店街あげたお祭りが開催されます。
コレ、「広島三大祭り」のひとつで、30万人以上の人出でにぎわう超人気のお祭り。
えびす通り商店街は歩行者天国になります。
美しい時代衣装を身に着けた「福娘」も登場。ちなみに、神社HPで募集していますよ♪
特に有名なのは、熊手!商売繁盛のご利益ほか、招福開運も!にぎやかな感じがグッドです!
夜神楽あり、和太鼓あり、出店あり!そして、お祭り前にはデパートや商店街で大売り出しもある。なかなか楽しいイベントであります。新年へ向けた祈願と合わせて是非。
まとめ
胡子神社
胡子神社は、広島市中区胡町にあります。
江戸時代、町の繁栄と商売繁盛のために「えびす神」を勧請したのが始まり。
これによって、現在の町名である「胡町」が生まれました。そんな経緯で、今では「商売の神様」として親しまれていて、特に毎年11月に行われる「胡子大祭」は広島三大祭りのひとつにもなるほど。
広島市内の中心地、アーケードの中、隣のビルに挟まれるように建っている神社。是非御参拝されてください。
胡子神社
〒730-0021 広島市中区胡町5-14
[map addr=”広島市中区胡町5-14″]駐車場なし
トイレなし
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