顕見蒼生(うつしきあをひとくさ)・うつしき青人草|この世界に生きるたくさんの人たち。日本神話が伝える顕見蒼生・うつしき青人草を分かりやすく解説!

顕見蒼生

 

日本神話に登場する、重要ワード、重要エピソードをディープに掘り下げる「日本神話解説シリーズ」。

今回は、

顕見蒼生うつしきあをひとくさ・うつしき青人草

顕見蒼生うつしきあをひとくさ」「うつしき青人草」とは、「目に見えるこの世界に生きる多くの人々、民衆、人間」という意味。

『日本書紀』では「顕見蒼生うつしきあをひとくさ」、『古事記』では「うつしき青人草」として伝えます。

日本書紀にほんしょき』は、第五段〔一書11〕で、保食神うけもちのかみの死体に化生していた粟や稗、稲などを天熊人あまのくまひとが持ち帰り、天照大神あまてらすおおかみに奉ったときに登場。「これは、この世に生を営む人民が食べて活きるべきものである。」として、人民の食として五穀を位置づけます。訓注で、わざわざ「うつしきあをひとくさ」と読めと指定するほど、結構重要感を入れてるワードだったりします。

一方の『古事記』は、上巻の黄泉往来譚で登場。黄泉の恐ろしい方々を追いやった桃の実に名づけをするときに、「うつしき青人草」として伝えてます。

今回は、そんな「顕見うつしき蒼生あをひとくさ」「うつしき青人草」についてディープに掘り下げ、込められた意味やメッセージを読み解きます。

 

本記事の独自性、ここにしか無い価値

  • 日本神話研究の第一人者である榎本先生監修。確かな学術成果に基づく記事です
  • 日本神話全体の流れや構造を解き明かしながら解説。他には無い分かりやすい記事です
  • 現代語訳のほか原文も掲載。日本神話編纂当時の雰囲気を感じてもらえます
  • 登場する神様や重要ワードへのリンク付き。より深く知りたい方にもオススメです

 

顕見蒼生(うつしきあをひとくさ)・うつしき青人草|この世界に生きるたくさんの人たち。日本神話が伝える顕見蒼生・うつしき青人草を分かりやすく解説!

顕見蒼生(うつしきあをひとくさ)・うつしき青人草とは?

まずは、「顕見うつしき蒼生あをひとくさ」「うつしき青人草」について解説を。

顕見うつしき蒼生あをひとくさ」「うつしき青人草」とは、目に見えるこの世界に生きるたくさんの人々、民衆、人間のことを言います。

『日本書紀』では「顕見蒼生うつしきあをひとくさ」、『古事記』では「うつしき青人草」。どちらも同じ意味ですが、登場するシーンが違います。

日本書紀にほんしょき』では、第五段〔一書11〕で登場。

保食神うけもちのかみの死体に化生していた粟や稗、稲などを天熊人あまのくまひとが持ち帰り、天照大神あまてらすおおかみに奉ったときに、天照大神が「これは、この世界に生きるたくさんの人々が食べて活きるべきものである。」として、人民の食として五穀を位置づけます。訓注で、わざわざ「うつしきあをひとくさ」と読めと指定するほど、結構重要感を入れてるワードなんです。

一方の『古事記』は、上巻の黄泉往来譚で登場。

黄泉の恐ろしい方々を追いやった桃の実に名づけをするときに、「葦原中国あしはらのなかつくにに生きているあらゆる人々が苦しい目にあってうれい困る時に助けるがよい。」として、葦原中国にいきている人々という意味で使われてます。意味は同じなんですが、ニュアンスとして、死の黄泉国に対して生の葦原中国に生きてる人々、という感じで、『日本書紀』よりは限定されてる感じです。

ということで、以下、まずは正史『日本書紀』の「顕見うつしき蒼生あをひとくさ」からディープに解説。コレ、『古事記』のベースにもなってるので、まずはコチラで基本概念をチェックし、そのうえで『古事記』の「うつしき青人草」を解説します。

 

顕見蒼生(うつしきあをひとくさ)とは?

まずは、『日本書紀』の「顕見うつしき蒼生あをひとくさ」が登場する場面から。『日本書紀にほんしょき』第五段〔一書11〕。

この書では、天照大神あまてらすおおかみ高天原たかあまのはら統治を確立し、農業を開始する神話を伝えます。

経緯としては、天照大神あまてらすおおかみ月夜見尊つきよみのみことを派遣し地上にいる保食神うけもちのかみの様子を探らせるのですが、月夜見尊つきよみのみことの勘違いにより保食神うけもちのかみを殺してしまう。。代わりに、天熊人あまのくまひとを派遣し、再度、保食神うけもちのかみの様子を探らせるところから、、、

 この後に、天照大神は天熊人あまのくまひとを遣わし、往って様子を看させた。この時、保食神うけもちのかみは実際すでに死んでいた。ただ、その神の頭頂部は化して牛馬と成り、額の上に粟が、眉の上に蚕が、眼の中に稗が、腹の中に稲が、陰には麦と大豆、小豆が生じていた。天熊人はそれを全て取って持ち去り、天照大神に奉った。

 このとき、天照大神は喜び「これは、この世界に生きるたくさんの人々が食べて活きるべきものである。」と言って、粟・稗・麦・豆を陸田(畑)の種とし、稲を水田の種とした。またこれにより天邑君あまのむらきみ(村長)を定めた。

 是後天照大神、復遣天熊人往看之。是時、保食神実已死矣。唯有其神之頂、化為牛馬。顱上生粟。眉上生繭。眼中生稗。腹中生稲。陰生麦及大豆・小豆。天熊人悉取持去而奉進之。于時天照大神喜之曰。是物者則顕見蒼生可食而活之也。乃以粟・稗・麦・豆為陸田種子。 (引用:『日本書紀』巻第一(神代上)第五段〔一書11〕より一部抜粋)

『日本書紀』第五段一書11

ということで。

位置づけとしては、

天照大神あまてらすおおかみによる、人民の食としての五穀指定

保食神うけもちのかみの死体に化生していた馬やら蚕やら粟やら稗やら、、みたいな状態は、単にそういうものが生まれてました程度なんですが、これを天照大神あまてらすおおかみが人民の食として位置づけることで初めて意味を成すようになった、てこと。

非常に重要な場面であります。私たちが今、こうしてご飯をいただけているのも、天照大神あまてらすおおかみがこの時に五穀指定していただいたおかげなわけで。ありがたいありがたい・・・

てことで、そうした背景・経緯で「顕見うつしき蒼生あをひとくさ」というワードが登場してること、しっかりチェック。

続いて、その中身を解説です。

 

顕見蒼生(うつしきあをひとくさ)の意味、語源

顕見うつしき蒼生あをひとくさ

これ、実は2つの語から成る言葉。「顕見うつしき」と「蒼生あをひとくさ」。

なので、その語源や意味については、「顕見うつしき」と「蒼生あをひとくさ」の2つに分けて解説。

①「顕見」とは、目に見えるこの世界の事

顕見うつしき」に通じる語として、日本神話で登場するのは「顕露あらわに」。

コレ、『日本書紀にほんしょき』第九段〔一書2〕に登場。

高皇産霊尊は二神を出雲に戻し遣わして、大己貴神に勅して、「今お前が申すことを聞くと、深く道理にかなっている。それで、改めて一つひとつについて勅をしよう。そもそもお前が治めているこの世界のことは、我が皇孫が治めるのだ。お前は神事(幽事)を司れ。」

高皇産霊尊乃還遣二神、勅大己貴神曰、「今者聞汝所言、深有其理。故更条条而勅之。夫汝所治顕露之事、宜是吾孫治之。汝則可以治神事。(『日本書紀』第九段〔一書2〕より一部抜粋)

と、

ココで、神話世界で設定されてる2つの世界、「顕露之事あらわにのこと」と「神事かくれたること」が登場。

目に見える世界=顕露あらわに

目に見えない世界=神(幽)

本件、非常に重要なポイントなので、さらに深堀り。

2つの世界を図示するとこんな感じになります。

どうでしょうか???
この世界観。スゴ過ぎでしょ???

日本神話では、「顕世うつしよ」と「幽世かくりよ」という2つの世界があるんです。

顕世うつしよ」とは、顕現界けんげんかい、つまり、目に見える世界の事。要は、私たちが今生きてる世界。神話世界では、死の世界ともつながってるので、黄泉よみ顕世うつしよに含まれます。

一方、「幽世かくりよ」とは、幽冥界ゆうめいかい、つまり、目に見えない世界のこと、、、と言われても、、よくわからないすよね。目に見えない世界て、、、

でも、あるんです。神話的には。

目に見える世界のとなり?に、目に見えない世界がある。そして、神はそれを行ったり来たりできるらしい。

この2つの世界に、日本神話的「統治者」を当て込んでみる。

  • 顕世うつしよ」・・・天照大神あまてらすおおかみ
  • 幽世かくりよ」・・・大己貴神おおなむちのかみ大国主神おおくにぬしのかみ

なんとなくイメージできたでしょうか、、、

コレ、要は「国譲くにゆずり」が絡むお話であり、今回の「顕見うつしき」は、こうした壮大な世界観の中で理解する必要があるんです。

てことで、「顕見うつしき」とは、こちら側、目に見えるこの世界のこと。まずはチェック。

次!

②「蒼生」とは、数知れぬ民衆、人々のこと

続けて「蒼生あをひとくさ」。

蒼生あをひとくさ」は、実は元ネタ的なものがあって、、それが『書経しょきょう』。

出た、『書経しょきょう』。

書経しょきょう』とは、伝説の聖人であるぎょうしゅんからいんしゅう王朝までの天子や諸侯の政治上の心構えや訓戒などを伝える中国古代の歴史書。

この中で、帝舜ていしゅんの言葉に答えたセリフに登場。

禹曰「兪哉帝。光天之下、至于海隅蒼生、万邦黎献、共惟帝臣。」(『書経』「益稷」)

禹は帝に言うには「まことにそうです、帝よ。大いなる天のもと、四海の隅々の蒼蒼と草木の茂っている所に至るまで、万国の多くの賢者は、共にみな帝の臣です。」と答えた。

「海隅蒼生」は、「海の隅々の民衆」という意味で使われてます。

なお、万国の賢人を表わす「万邦黎献」と対をなしての位置づけ。賢人に対する民衆。

また、『書経しょきょう』の「伝」では、

「蒼生」について、「蒼蒼然生草木」とあり、草木のうっそうと繁るさまに人の衆多をたとえた表現として説明されてます。

このことから、

「蒼生」は、数知れぬ民衆をさす言葉

として解釈できるわけです。

もう一つご紹介。

晋書しんじょ』(巻四十三「謝安伝」)にも、幼時の王夷甫おういほを評して

「然誤天下蒼生者、未必非此人也。」

しかし、天下の人民を誤らせる者は、いまだ必ずしも此の人ではない。

と、ココでも、「蒼生」が「人民」として使われてます。

 

以上、2つをあわせて解釈すると、

顕見うつしき蒼生あをひとくさとは、

目に見えるこの世界に生きる

たくさんの人々、民衆、人間

といった意味になります。

繰り返しになりますが、

「蒼生」は、『書経』を原拠とする権威ある言葉。原義は、四海の隅々にある草木、天下の四隅、辺境の地に至るまで支配下にある、と言う意味。

ところが、この漢語のままでは、「草木」と誤解されかねない。そこで「蒼生」として、

① 天下の隅々に生きる全人民を強調する

② 「顕見」を冠して、神幽の世界に対してこの現世に生きる存在(だから食を必要とする)であることを明示

③ それにより、天照大神の高天原に対する葦原中国の人民、と言う意味を持たせた。

てこと。「顕見うつしき」と「蒼生あをひとくさ」の組み合わせの妙。日本神話編纂へんさんチームの超絶クリエイティブ発揮の巻。

東アジアの最先端知識、膨大な知識の体系をもとに、単に真似で終わるのではなく、日本独自に組み合わせ、工夫し、新しく生み出してるのが分かりますよね。ココ激しく重要なポイントです。

●参考→ 『日本書紀』と『古事記』の違いに見る「日本神話」の豊かさとか奥ゆかしさとか

 

顕見蒼生(うつしきあをひとくさ)のもつ本当の意味

顕見うつしき蒼生あをひとくさ」の登場場所、語源的な意味をチェックしてきましたが、ココからは「日本神話」という物語の中で持つ意味を解説。

顕見うつしき蒼生あをひとくさ

コレ、文脈からして現に生きているヒトではなく、将来出現予定の「ヒト」とみなす説もあるのですが、そんな単純な話ではありません。

ここでは、

天照大神あまてらすおおかみの統治との関連

に目を向ける必要があります。

日本書紀にほんしょき』第五段〔一書11〕は、天照大神あまてらすおおかみ高天原たかあまのはら統治を確立し、農業を開始する内容。

なので、この統治と食というテーマのなかで「顕見うつしき蒼生あをひとくさ」を解釈する必要あり。

保食神うけもちのかみの死体に化生していた馬やら蚕やら粟やら稗やら、、みたいな状態は、単にそういうものが生まれてました程度だったのが、天照大神あまてらすおおかみが人民の食として位置づけることで初めて意味を成すようになった。

統治者による食の指定。意味づけ。

つまり、天照大神あまてらすおおかみのいう「是物者、則顕見蒼生可食而活之也。」で「顕見うつしき蒼生あをひとくさ」という言葉が使われているのは、

統治者として、その対象範囲が葦原中国あしはらのなかつくに顕見うつしき)の民衆であることを明示する必要があったから

ってことなんすね。ココ、激しく重要。

天照大神あまてらすおおかみが自らの本質を「日神ひのかみ」とする以上、葦原中国あしはらのなかつくにの「蒼生あをひとくさ」すべてを対象とすることは当然で。

その統治対象範囲を、恩恵としての意味と合わせて「顕見うつしき蒼生あをひとくさ」に込めた、ということ。

それは言葉の作り方としても、

  1. 「蒼生」として、 天下の隅々に生きる全人民を強調する
  2. 「顕見」を冠して、神幽の世界に対してこの現世に生きる存在(だから食を必要とする)であることを明示する。
  3. それにより、天照大神の高天原に対する葦原中国の人民、と言う意味を持たせた。

と言うプロセスを経ていたことも合わせてチェックです。

深い、、、深すぎるぞ日本神話。古代日本人が構想したメッセージ性に震える。。。

 

うつしき青人草とは?

最後に、『古事記』の伝承からお届け。

『古事記』では、黄泉国訪問神話で登場。『日本書紀』とは別の伝承ですね。

黄泉国で、伊耶那美命の変わり果てた姿をみて驚き逃げ帰る伊耶那岐命。それを追いかける黄泉の恐ろしい方々、、、

黄泉比良坂よもつひらさかのふもとに到った時、そのふもとに生えていた桃子もものみを3つ取って、待ち撃ったところ、ことごとく逃げ返った。そこで伊耶那岐命は、その桃子もものみに「お前が私を助けたように、葦原中国あしはらのなかつくにに生きているあらゆる人々(青人草あをひとくさ)が苦しい目にあってうれい困る時に助けるがよい。」と告げて、意富加牟豆美命おほかむづみのみことという名を授けた。

到黃泉比良此二字以音坂之坂本時、取在其坂本桃子三箇待擊者、悉迯返也。爾伊邪那岐命、告其桃子「汝、如助吾、於葦原中國所有宇都志伎此四字以音青人草之落苦瀬而患惚時、可助。」告、賜名號、意富加牟豆美命。自意至美以音。 (『古事記』上巻より一部抜粋)

黄泉国訪問

ということで。

黄泉の恐ろしい方々を撃退した桃子もものみに、人々のうれいやなやみを助ける効能こうのうを付与するシーンで登場。

葦原中国あしはらのなかつくにに生きているあらゆる人々(青人草あをひとくさ)が」のところ、ポイントは「葦原中國」が登場する初の場面であり、それは、黄泉国と対比的に使われてるってこと。

『古事記』的な「うつしき青人草」は、ニュアンスとしては、死の黄泉国に対して生の葦原中国に生きてる人々、という感じで、『日本書紀』よりは限定されてる訳です。あくまで、死の世界に対する生の世界「葦原中國」に生きる人々。それが「うつしき青人草」。

『日本書紀』との違いに注目しながらチェックです。

 

まとめ

顕見蒼生・うつしき青人草

をテーマにお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

『日本書紀』では「顕見蒼生うつしきあをひとくさ」、『古事記』では「うつしき青人草」として伝えます。

日本書紀にほんしょき』は、第五段〔一書11〕で、保食神うけもちのかみの死体に化生していた粟や稗、稲などを天熊人あまのくまひとが持ち帰り、天照大神あまてらすおおかみに奉ったときに登場。「これは、この世界に生きるたくさんの人々が食べて活きるべきものである。」として、人民の食として五穀を位置づけます。訓注で、わざわざ「うつしきあをひとくさ」と読めと指定するほど、結構重要感を入れてるワード。

一方の『古事記』は、上巻の黄泉往来譚で登場。黄泉の恐ろしい方々を追いやった桃の実に名づけをするときに、「うつしき青人草」として伝えてます。ニュアンスとしては、死の黄泉国に対して生の葦原中国に生きてる人々、という感じで、『日本書紀』よりは限定されてる訳です。あくまで、死の世界に対する生の世界「葦原中國」に生きる人々。それが「うつしき青人草」。

特に、『日本書紀』の方では、天照大神あまてらすおおかみの統治確立をテーマに、それが葦原中国あしはらのなかつくに顕見うつしき)の民衆を対象とすることを明示する必要があり、そのために「蒼生あをひとくさ」という言葉が使われてること、天照大神あまてらすおおかみが自らの本質を「日神ひのかみ」とするわけで、葦原中国あしはらのなかつくにの「蒼生あをひとくさ」すべてを対象とすることは当然のものとして設定されていること、しっかりチェックされてください。

私たちが今、こうしてご飯をいただけているのも、天照大神あまてらすおおかみがこの時に五穀指定していただいたおかげなんです。ありがたいありがたい・・・

 

「顕見蒼生」が登場する『日本書紀』第五段〔一書11〕はコチラ!

『日本書紀』第五段一書11

「うつしき青人草」が登場する『古事記』黄泉国往来譚はコチラ!

黄泉国訪問

 

この記事を監修した人

榎本福寿教授 佛教大学名誉教授 日本神話協会理事長 榎本福寿
埼玉県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程国語学国文学(S53)。佛教大学助教授(S58)。中華人民共和国西安外国語学院(現西安外国語大学)文教専家(H1)。佛教大学教授(H6)。中華人民共和国北京大学高級訪問学者(H13)。東京大学大学院総合文化研究科私学研修員(H21)。主な書籍に『古代神話の文献学 神代を中心とした記紀の成りたち及び相関を読む』がある。『日本書紀』『古事記』を中心に上代文学における文献学的研究成果多数。

参考文献:『古代神話の文献学』(塙書房)、『新編日本古典文学全集 日本書紀』(小学館)、『日本書紀史注』(風人社)、『日本古典文学大系『日本書紀 上』(岩波書店)、他

 

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参考文献:『古代神話の文献学』(塙書房)、『新編日本古典文学全集 日本書紀』(小学館)、『日本書紀史注』(風人社)、『日本古典文学大系『日本書紀 上』(岩波書店)他
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