和歌山県和歌山市和歌浦にある片男波海水浴場。
ここ、和歌浦湾に注ぐ和歌川の河口部に沿うようにできた延長1km以上の細長い砂州半島にあります。とにかく形が独特。。。
細長い半島を縦に2分割、半分がビーチ、半分が和歌公園という感じ。
今回は、和歌山をはじめ大阪や奈良などから毎年約30万人が訪れる人気の海水浴場と、その裏手から眺める名草山ビューをご紹介します。
片男波海水浴場と和歌公園、からの名草山ビュー|美しいビーチと公園!ここから眺める名草山は湾に映って美しすぎる件
片男波海水浴場
全長約1,2kmもの美しい砂浜が魅力。
海の家や売店、シャワー棟、ロッカー棟も完備されてます。
遊泳期間は例年7月1日から8月31日。ほんとに美しいビーチです。波もおだやかなのでファミリーにも安心♪
▲見てください!この透明でキレイな海!
環境省選定の「快水浴場百選 海の部特選」に選定されたほどの快適さ。
?
なんだこの「快水浴場」って、、、
ま、確かに、ビーチのすぐそばまで車でイケる。海の家や売店、シャワー棟、ロッカー棟も完備とか、、、快適だね。
▲訪れたのは4月末。まだまだ海は冷たい。。。夏になるとココがもんのスゴイ人でにぎわいます。それにしてもキレイですね。
▲駐車場です。ほんと目の前がビーチ!って感じで、これは確かに便利であります。
▲ビーチの外側というか、半島の先端方面を望むビュー。
ということで、
片男波海水浴場 詳細
- 所在地:和歌山県和歌山市和歌浦南3丁目1740
- 営業期間:例年7月1日~8月31日
- 営業時間:8:00~17:00
- 料金:駐車料金1,000円/1日(海水浴期間中)
- 電話番号:片男波海水浴場管理運営委員会 073-447-9080
ちなみに、「片男波」の名前の由来は、万葉時代の歌人・山部赤人の歌から。
若の浦に、潮満ち来れば、潟を無み、葦辺をさして、鶴鳴き渡る
この中の「潟を無み(かたおなみ)」が「片男波」とあてられた次第。古代からその美しさは折り紙付きであります。昔は潮の満ち引きで景観がずいぶん変わったようです。
そんな万葉な感じを全身で感じられるのが、ビーチのすぐ隣、というか裏手の和歌公園。
和歌公園からの名草山ビュー
なんでも、古代より歌に詠まれてきた歴史的景観を踏まえ、周囲との調和を図りながら、昭和天皇陛下御在位60年記念健康運動公園として、子供から高齢者まで誰もが手軽にスポーツ・レクレエーション、文化活動などが楽しめる公園整備がされたとか。
和歌公園の設備についての詳細はコチラから。和歌公園管理事務所HPへ
当サイトとしては、この和歌公園から眺める名草山ビューを激しくおススメいたします。
それがコチラ!!!
いやー美しいですね!ちょっと深めのカラーで加工してみました。
飛鳥の三輪山に似て、まろやかにやさしい山容。
この山が、鏡のように波静かな和歌の浦の水面にゆったりと影を落としているさまは、まさに万葉集に謳われる名所。
名草山 言にしありけり 我が恋ふる 千重の一重も 慰めなくに
(『万葉集』巻7-1213)
公園内には、万葉の小路という散策路があり、この地で詠まれた万葉歌の歌碑が配置されています。
これらの石碑を見ながら静かな散策、そして名草山!
これはサイコーだ!
▲パノラマで。
▲縦で。
気分はすでに万葉です。
まとめ
片男波海水浴場と和歌公園、からの名草山ビュー
和歌山県和歌山市和歌浦にある片男波半島。
ここ、和歌浦湾に注ぐ和歌川の河口部に沿うようにできた延長1km以上の細長い砂州の半島で、とにかく形が独特。。。
細長い半島を縦に2分割、半分がビーチ、半分が和歌公園という感じ。
片男波海水浴場と和歌浦公園、いずれも超おススメのスポットです。近くにお立ち寄りの際は是非。特に湾に映る名草山は美しいの一言です!
[map addr=”34.180883, 135.172973″]車の場合は、阪和自動車道和歌山ICから約10km。
電車の場合は、和歌山駅か南海和歌山市駅から「新和歌浦方面」のバスに乗って「不老橋」で下車。徒歩約10分。
和歌浦のまとめ記事はコチラ!
和歌山にお立ち寄りの際はコチラも是非!
万葉好きな皆さまへ。当サイトおススメ神社の皆さん!
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