奠供山は和歌山県和歌山市和歌浦にある小山。
ココ、「和歌の浦」の名前のベースとなった「あかのうら」発祥の地。
聖武天皇がココからの景色が美しすぎて感動。名前を変えてしまったっという経緯から。
登ったのはちょうど朝日が昇るころで、その美しさに拍車がかかっていた感じでした。
とにかく素敵な場所。いつも以上に前のめりでご紹介です。
奠供山|聖武天皇が和歌浦の景観に感動し明光浦と名付けた地!山頂からの景色は息をのむほどの美しさだった件
奠供山への道
玉津嶋神社境内に、登山口があります。
神社の詳細はこちらで!御祭神は奠供山と密接に関係しているので要チェックです!
本殿を正面に見て、右奥。
▲こちらが入口です。禁煙でお願いします。
登る登る・・・
登る登る・・・・・
ぜーぜー・・・汗
結構登って(って5分くらいですが。。。)ようやく山頂へ。
なんて美しい景色なんだ!!
奠供山の背景
神亀元年(724年)聖武天皇は和歌浦へ行幸し14日間滞在し、詔を発しました。
「山に登り海を望むに、此間最も好し。遠行を労せずして遊覧するに足る。故に「弱浜」の名を改めて「明光浦」とす。宜しくし守戸を置きて荒穢せしむことなかるべし。春秋二時に官人を差し遣し、玉津島の神・明光浦の霊を奠祭せしめよ」(『続日本紀』)
この時の山が奠供山と言われています。
聖武天皇は和歌浦の景観に感動し、「明光浦」と名付け、さらにこの地の景観を守るため守戸を置くことを命じたということですね。
で、玉津島の神・明光浦の霊は、山のふもとの玉津嶋神社の御祭神として祭られている訳です。
そして、天平神護元年(765年)称徳天皇行幸の際には、奠供山南麗の「望海楼」で雅楽・雑技が演じられたとのこと。
▲まさに「明光浦」の景色。朝日に照らされてとても美しい景色です。
朝の静謐な空気の中、輝く朝日に照らされる和歌の浦。息をのむ美しさとは多分このことを言うんだと思います。とにもかくにもステキなスポットでした!
まとめ
奠供山
和歌山県和歌山市和歌浦にある小山。
ココ、「和歌の浦」の名前のベースとなった「あかのうら」発祥の地。
聖武天皇がココからの景色が美しすぎて感動。名前を変えてしまったっという経緯から。
登ったのはちょうど朝日が昇るころで、その美しさに拍車がかかっていた感じでした。
とにかく素敵な場所なので和歌浦を訪れた際は是非お立ち寄りください。激しくオススメです!
〒641-0025 和歌山県和歌山市和歌浦中3丁目4−26
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