『日本書紀』『古事記』をもとに、
最新の学術成果も取り入れながら、どこよりも分かりやすい解説をお届けします。
本カテゴリは用語解説です。日本神話の中で登場する用語について掘り下げて解説します。
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「真床追衾まとこおうふすま(真床覆衾)」とは、日本神話に登場する皇孫すめみまの証明品。「衾きん」は布団の事。 ある時は、布団のようなものとして皇孫すめみまを包み、 またある時は、座布団のようなものとして皇孫…
「悠紀殿ゆきでん」「主基殿すきでん」とは、大嘗祭だいじょうさいの中心的神殿しんでん。二つあわせて「大嘗宮だいじょうきゅう」と呼ばれます。 大嘗祭だいじょうさいでは、 「悠紀殿ゆきでん」「主基殿すきでん」それ…
「高御座たかみくら」とは、古来、即位式や朝賀など重要な儀式に用いられてきた天皇の御座ぎょざ。 尊貴な方の座す所。なので「御」をつけて「御座」。当然、天皇は一段と高いところにいらっしゃる訳で高い御座、で「高御…
天浮橋あまのうきはしは、日本神話に伝える「天空に浮かぶ橋」のこと。 天上から地上世界へ降りてくる途中にある橋で。ここから地上世界の様子がまー良く見えるらしい。 天と地をつなぐのは、神話的に言えば「柱」。第五…
「磤馭慮嶋おのごろしま」とは、日本神話で伝える島。 ココで、 伊奘諾尊と伊奘冉尊が、結婚し国を産み、日本の土台となる「大八洲国」が誕生します。 いわば、史上初の「結婚式場」ともいうべき聖なる島。 『日本書紀…
豊かで奥ゆかしい日本神話の世界へようこそ! 『日本書紀』をもとに、日本神話のディープなところを突っ込んで解説。最新の学術成果をもとに本格的神話講義。 今回は、 根の国ってどんなとこ?素戔嗚尊の追放先、根の国…
常世国とは、海上遥か彼方にある理想郷。 日本神話に登場する異界の一つで、不老長寿を象徴。日本神話的には、多分、現在の三重県熊野灘のはるか向こう。 今回は、そんな「常世の国」について日本神話視点でお届けいたし…
「大八洲国おほやしまぐに/大八島国」とは、日本神話で伝える、「日本」の国土のこと。『日本書紀』では「大八洲国おほやしまぐに」、『古事記』では「大八島国」と伝えます。 コレ、同じ「日本」のことなんだけど、 「…
天磐櫲樟船、鳥磐櫲樟船 とは 「天磐櫲樟船あまのいはくすぶね」「鳥磐櫲樟船とりのいはくすぶね」は、蛭児ひるこを放棄するための「特別な船」。 『日本書紀』神代巻一第五段、本伝と〔一書2〕の2箇所に登場。 本伝…
「筑紫日向小戸橘之檍原つくしのひむかのおどのたちばなのあはぎはら」 ココ、 黄泉よみから帰還した伊奘諾尊いざなきのみことが、 黄泉の穢けがれを落とすために禊祓みそぎはらえをした地。 この禊みそぎを通じて、 …
「黄泉よみの国/黄泉よみ」とは、日本神話で伝える「死者の世界」、いわゆる「あの世」の事。 火神に焼かれた伊奘冉尊いざなみのみことが死んでから行った所(世界)。神話世界で設定されてる「異界」の一つです。 「よ…
日本神話を読み解くにあたってのポイントを個別にまとめてお届けします。 今回は、「尊卑先後そんぴせんごの序じょ」。 コチラ、特に『日本書紀』の伝える日本神話を読み解くにあたって避けて通れない超重要テーマ。 こ…
「高天原」とは? 簡単に言うと、 高い + 天の + 原 = 高天原たかあまのはら 天にある、広大な原っぱ「天の原」から、一段と高みにある尊い原っぱのこと。 「原っぱ」といってバカにしてはいけません。 「原…
「天地開闢てんちかいびゃく」とは、はじめて世界が生まれた時のこと。 「開闢かいびゃく」の「開」は開くこと、「闢びゃく」も左右に押し開くことをいいますので、 「天地開闢」とは、文字通り、天と地が開かれること、…