伊勢神宮のご利益とは?日本神話が伝える伊勢神宮のご利益は「照らす」ことにあり

伊勢神宮@伊勢市

 

伊勢神宮は三重県伊勢市にある神宮。御祭神として「天照大神」を祭ります。

「天照大神」は、高天原たかまがはらの統治者であり最高神。また、皇室の祖先神、日本国民の総氏神としても位置付けられてます。

そんなご祭神を祭る神宮ですから、その御神威・御利益も日本最高峰。

ですが、実際のご利益・御神威について根拠のある解説は見当たらないように思います。

今回は、当サイトならではの日本神話から入る、根拠のある「伊勢神宮のご利益」、あるいはご祭神「天照大神」の御神威をご紹介します。

 

伊勢神宮のご利益とは?日本神話が伝える天照大神の御神徳は「照らす」ということ、私たちをいつも見守ってくださっています。

『日本書紀』で伝える伊勢神宮の御祭神「天照大神」の御神威

まずは、伊勢神宮のご祭神である天照大神の御神威を日本神話から掘り下げます。

ご利益・御神徳理解のために、まずはココをチェック。

伊勢神宮の御祭神「天照大神」は、日本神話で誕生経緯を伝えており、ここから、御祭神の持つ「性質」が見えてきます。

日本神話は『日本書紀』と『古事記』に記されてますが、天照大神の性質を伝えるのは『日本書紀』。

『日本書紀』で天照誕生経緯が描かれているのは、巻一(神代紀)の「第五段〔本伝〕」です。

第五段のテーマは「天照大神、月夜見尊、素戔嗚尊の3貴神誕生」。

その「性質」「特質」がポイント。

(伊奘諾尊と伊奘冉尊は)次に海を生んだ。次に川を生んだ。次に山を生んだ。次に木の祖、句句廼馳くくのちを生んだ。次に草の祖草野姫かやのひめを生んだ。そして、伊奘諾尊いざなきのみこと伊奘冉尊いざなみのみことは協議し「我々はすでに大八洲国おおやしまくに山川草木さんせんそうもくを生んだ。どうして天下の主者を生まないでいられようか。」と言った。

そこで、一緒に日神ひのかみをお生みになった。「大日孁貴おおひるめのむち」と申す(一書に、「天照大神あまてらすおほみかみ」という。一書に「天照大日孁尊あまてらすおほひるめのみこと」という)。この御子は輝くこと明るく美しく、天地四方の隅々まで照り輝いた。

そこで二柱の神は喜び、「わが子は数多くいるけれど、まだこのように神秘的で霊妙な御子はいなかった。長くこの国に留めるべきではない。速やかに天上に送って、天界の政事まつりごとを授けるべきだ。」と仰せられた。この時、天地はまだ遠く離れていなかった。そこで、天の御柱をつたって天上にお上げ申し上げた。

原文:次生海。次生川。次生山。次生木祖句句廼馳。次生草祖草野姫。既而伊奘諾尊。伊奘冉尊共議曰。吾已生大八洲国及山川草木。何不生天下之主者歟。於是共生日神。号大日孁貴。〈大日孁貴。此云於保比屡咩能武智。孁音力丁反。一書云。天照大神。一書云。天照大日孁尊。〉此子光華明彩。照徹於六合之内。故二神喜曰。吾息雖多。未有若此霊異之児。不宜久留此国。自当早送于天、而授以天上之事。是時天地相去未遠。故以天柱、挙於天上也。(『日本書紀』第五段 本伝より)

●詳細解説コチラで→ 『日本書紀』巻第一(神代上)第五段 本伝 天下之主者生み(神生み)

ここでは、

伊奘諾尊と伊奘冉尊が「天下の主者」を生もうとして、「日神」が誕生したと伝えてます。

また、「日神ひのかみ」は、本文では「大日孁貴おおひるめのむち」という神名で、注によって「天照大神あまてらすおほみかみ」としています。

(「おほ日孁ひるめむち」は、美称の「おほ」+太陽の「」+女の字である「孁」+尊貴な存在の「むち」で、大いなる太陽の女性たる尊貴な存在、を意味。)

ポイント3つ。

  • もともと伊奘諾いざなき(♂)・伊奘冉いざなみ(♀)の2神は「天下の主者=地上世界の統治者」を生む予定だった。
  • が、生まれた子は「輝くこと明るく美しく、天地四方の隅々まで照り輝いた。」とあるように、生まれながらにして照り輝く非常に尊貴な形で生まれた。
  • そこで、2神は、世界の隅々までその光で照らす性質ゆえに、天上に送り「天界の統治者」として任命した。

ということで、

ココから、伊勢神宮の御祭神「天照大神」は、

  • 天下の主者=地上世界の統治者として誕生し、
  • 生まれながらにして輝くこと明るく美しい存在であった

ことが分かります。

そして、その光かがやく性質から、天地四方の隅々までが光で包まれ照り輝くこととなったのです。

尚、

この、天照大神の持つ「世界を照らす」御神威は、この後に伝える「天岩戸隠れ」の神話でも同じ内容を伝えます。

『日本書紀』第七段の本伝。経緯としては、素戔嗚尊すさのおのみことが乱暴狼藉を働き、これに驚き怒った天照が「天石窟」に入って籠った所からです。

天石窟あめのいはやに入られ、磐戸いはとを閉じて籠ってしまわれた。そのため国中が常に暗闇となり、昼夜の区別もつかなくなった。

乃入于天石窟。閉磐戸而幽居焉。故六合之内常闇、而不知昼夜之相代。(『日本書紀』第七段の本伝より)

ポイントは、

  • 天照大神が天石窟に籠る=世界は闇に包まれてしまう。

という事。

第五段の誕生経緯では世界の隅々まで照らす御神威を伝え、第七段では天照大神がいなくなると世界が闇に包まれてしまう事を伝えているのです。

以上をまとめると、以下の通り。

伊勢神宮の御祭神「天照大神」の御神威

  • 伊勢神宮の御祭神「天照大神」は、天下の主者=地上世界の統治者として誕生。
  • 生まれながらにして輝くこと明るく美しい存在で、その光かがやく性質から、天地四方の隅々まで光で包まれ照り輝くこととなった。
  • 天照大神が天石窟に籠る=世界は闇に包まれてしまう。

以上の点は是非チェックしておきましょう。ココが伊勢神宮のご利益と密接につながっています。

 

日本神話で伝える天照大神の関わり方

伊勢神宮の御祭神「天照大神」の誕生経緯から、特性をチェックしてきましが、

ここからは、その活動内容、特に地上との関わりをピックアップしてどのような役割をもっているのか解説します。

実は、

日本神話では、天照大神は「助けたり」「支援したり」する役割を通じて地上世界と関りを持っています。

それを伝えるのが神武東征神話。

コレ、『日本書紀』第二巻に伝える日本の建国神話なのですが、

このなかで、人である「彦火火出見ひこほほでみ(=後の神武天皇)」が東征中、大きな困難に直面したとき「救いの手を差し伸べる天照大神」を伝えます。

例:東征神話の中盤、三重県熊野市大泊付近から陸路を行く途中、2度にわたって神武一行を助ける神話から。

⇒「熊野荒坂で全軍昏倒|神の毒気にヤラレて意識不明の重体に!?天照による危機救援は「葦原中國平定」再現の意味があった件

⇒「頭八咫烏の導きと熊野越え|山で迷って進退窮まる!?天照による2度目の救援は「天孫降臨」の再現だった件

特に、「熊野荒坂」での神話。この時の、天照大神の言葉は注目です。

「天照大神」は「武甕雷神たけみかづちのかみ」に伝えた。葦原中國あしはらのなかつくには、未だ騒然として、うめき苦しむ声が聞こえてくる。武甕雷神たけみかづちのかみよ、かの国へ行き征伐してくきなさい』。

天照大神謂武甕雷神曰「夫葦原中國猶聞喧擾之響焉。聞喧擾之響焉。宜汝更往而征之。(『日本書紀』神武紀より)

ポイントは、

  • 葦原中國あしはらのなかつくには、未だ騒然として、うめき苦しむ声が聞こえてくる」と伝えるように、天照大神には地上世界の人々の声が聞こえている。
  • 武甕雷神たけみかづちのかみ」に救援指令を出したり、迷った東征一行に『頭八咫烏やたのからす』を派遣したり、状況に応じて適宜救いの手を差し伸べている。

といった点。

ココから、

天照大神は地上世界の様々なことは把握されていて、状況に応じて適宜救いの手を差し伸べてくださる存在である

ことが分かりますね。

コレ、とても重要なお話で、伊勢神宮のご利益やご祭神との向き合い方に直結する内容なのでしっかりチェックされてください。

ただし、、、

この見守る天照大神の存在には、実は「条件」があったりします。

それは、スジが通っている事、合ってる事。無理スジな事や、本来間違ってる事に対しては天照大神は動いていただけません。

それは、同じく神武東征神話の最初の敗戦である「孔舎衛坂激戦」を読み解く事で分かります。

東征神話において、最初の敗戦であり、西から東へ向かう「東征ルート」の大幅な変更を余儀なくされた戦い。この敗戦により、神武はわざわざ紀伊半島を大きく迂回し、東から西へ「中州(大和平野=奈良盆地)」へ入るルートを取らざるを得なくなります。

その理由が重要で、

  • 天神あまつかみを祭りもせず、
  • 東征=西から東へ向かって敵と戦う=昇る太陽に向かって矢を向ける=勝てない

という事。

なので、

  • 天神のおしえにより祭祀をしっかり行い、
  • 太陽の力を得て戦う=お日様を背にする=東から西へ向かうルートに変更した

という事。

であります。東征神話では、これを「神策」として伝えています。

重要なのは、孔舎衛坂激戦では、天照大神は救いの手を差し伸べなかったという事。ココ、超重要事項です。

なぜなら、神武の行動は「スジが違う事」「無理スジな事」だったから。お祭りもせず、しかも太陽に向かって矢を向ける(西から東へ進軍する)なんて、やっぱりおかしいですよね。

考え方としては、

正しいスジを通すこと、そのスジに沿った道を選択すること、そしてお祭りする=感謝の気持を伝えることを積み重ねていかないと、支援はいただけない

ということです。

日本神話的には、天照大神はスジの通った選択や行動の中で直面する困難には救いの手を差し伸べてくれます。が、そうでない選択や行動には救援や支援は無いという事。(「無い」と申し上げましたが、敢えての表現です。ご理解ください。また、支援をいただくことが目的ではないのでこちらも注意。)

以上の事をまとめると以下の通りです。

伊勢神宮の御祭神「天照大神」の世界との関り方

  • 天照大神は、地上世界の様々なことを把握されていて、状況に応じて適宜救いの手を差し伸べてくださる存在です。
  • ただし、正しいスジを通すこと、そのスジに沿った道を選択すること、そしてお祭りする=感謝の気持を伝えることを積み重ねていく必要があります。
  • スジの通った選択や行動の中で直面する困難には救いの手を差し伸べてくれますが、そうでない選択や行動には十分注意が必要です。

 

伊勢神宮のご利益と参拝方法

伊勢神宮のご利益を理解するために、日本神話から入る「天照大神」の性質とこの世界との関わり方をご紹介してきました。

再度まとめておくと、

  • 伊勢神宮の御祭神「天照大神」は、天下の主者=地上世界の統治者として誕生。
  • 生まれながらにして輝くこと明るく美しい存在で、その光かがやく性質から、天地四方の隅々まで光で輝かせている。
  • 天照大神は、地上世界の様々なことを把握されていて、状況に応じて適宜救いの手を差し伸べてくださる存在。
  • ただし、正しいスジを通すこと、そのスジに沿った道を選択すること、そしてお祭りする=感謝の気持を伝えることを積み重ねていく必要があります。

という事です。

この事から、

伊勢神宮のご利益は、お日様が地上世界を照らすイメージと同じで、正しい選択をし行動する人を、その光で優しく包み込み、見守っていただける事にある

と言えて。

だからこそ、参拝するときの順番は大切で。

  1. 神恩感謝を申し上げる
  2. 個人の願いを申しあげる

です。

これは、参拝に限らず人間関係も同じですよね。自分のしたいことばかり言う人に対してどう感じるか、考えてみれば分かるかと思います。先義後利、という言葉もあり。

この世界に生まれたときからずっと、お日様は私たちを照らしてくれてました。お日様が光を届けていただけるからこそ、私たちは生きていけるのです。なので、まずはこの事に想いを致し、日々生きていること、生かさせていただいていることに感謝を申しあげましょう。

そのうえで、自分やご家族、皆さんの願いを申しあげましょう。人は、希望が無くては生きていけないと思います。それは個人の欲の部分かもしれませんが、それでも人として正しくあれば、お日様が地上を分け隔てなく明るく照らすように、天照大神は私たちの願いの成就を見守ってくれます。

 なので、参拝の順番の通り、伊勢神宮では、

  • 御正宮では、神恩感謝を。
  • 第一別宮では、個人のお願いを。

それぞれされるようにしてください。

ご存知の方も多いと思いますが、「伊勢神宮」自体は、単体の神社のことではなく、全部で125社もある宮社の「総称」。その実態は、「皇大神宮こうたいじんぐう内宮ないくう)」と「豊受大神宮とようけだいじんぐう外宮げくう)」の2つの「正宮しょうぐう」を中心として、14か所の「別宮べつぐう」、109か所の摂社・末社・所管社、計125の宮社です。

とくに、重要なのは、「正宮」である「皇大神宮こうたいじんぐう内宮ないくう)」と「豊受大神宮とようけだいじんぐう外宮げくう)」。

なので、以下、それぞれの参拝スポットをご紹介します。

尚、内宮と外宮については、「外宮→内宮の順番」です。これは、神宮での祭典がベース。神宮祭典は「外宮先祭げくうせんさい」と言われ、まず外宮で祭儀が行われる「ならわし」があります。この祭典の順序にならい、参拝も外宮から内宮の順にお参りする、という訳です。

 

豊受大神宮とようけだいじんぐう外宮げくう)」の、御正宮と第一別宮「多賀宮」

御正宮

豊受大神宮

御祭神:豊受大御神とようけのおおみかみ

伊勢神宮の台所としての外宮。その御祭神は「豊受大御神」で、衣食住、産業の守り神として信仰を集めています。

多賀宮

多賀宮

ご祭神:豊受大御神とようけおおみかみ荒御魂あらみたま

荒御魂あらみたま」とは、神様の魂のことで、格別なご神威を表すマインドと表出(あるいは働き)のことを言います。一方、穏やかなマインドと表出を「和御魂にぎみたま」と言います。

多賀宮たかのみや」は、伊勢神宮系列の「別宮」の中で、最も格式が高いとされるお宮。約100段の石段を上った檜尾山ひのきおやまの上にあります。

 

皇大神宮こうたいじんぐう内宮ないくう)の、本宮と第一別宮「荒祭宮」

御正宮

皇大神宮(内宮)

ご祭神:天照大神あまてらすおほみかみ

輝くこと明るく美しく、その徳でもって天地四方の隅々までも照らす最高神。皇室の御祖先の神であり、日本国民の総氏神としても位置付けられてます。

「二拝、二拍手、一拝」で、日々のご報告と感謝をお伝えしましょう。御正宮での参拝が終わったら、そのまま奥の別宮へ向かいます。

荒祭宮

荒祭宮

ご祭神:天照大神荒御魂あらみたま

ココでも内宮と同じ。格別なご神威を現すマインドと表出(あるいは働き)をいう「荒御魂」がお祭りされてます。

 

以上をまとめると以下の通り。

伊勢神宮のご利益と参拝方法

  • 伊勢神宮のご利益は、お日様が地上世界を照らすイメージと同じで、正しい選択をし行動する人を、その光で優しく包み込み、見守っていただける事にあります。
  • だからこそ、参拝するときの順番は大切で。①神恩感謝を申し上げる、②個人の願いを申しあげる、です。
  • 参拝順番の通り、伊勢神宮では、①御正宮では、神恩感謝を、②第一別宮では、個人のお願いを。それぞれされるようにしてください。
  • 尚、「外宮→内宮の順番」です。これは、神宮での祭典がベース。
  • 豊受大神宮とようけだいじんぐう外宮げくう)」は伊勢神宮の台所的位置づけ。御正宮には御祭神「豊受大御神とようけのおおみかみ」が、第一別宮「多賀宮」には、豊受大御神とようけおおみかみ荒御魂あらみたまが祭られています。
  • 一方、「皇大神宮こうたいじんぐう内宮ないくう)」の、御正宮には御祭神「天照大神」が、第一別宮「荒祭宮」には、天照大神荒御魂あらみたまが祭られています。

 

まとめ

当サイトならではの日本神話から入る伊勢神宮のご利益、あるいはご祭神「天照大神」の御神威をご紹介してきました。

神話の時代から続く伊勢神宮。御祭神の「天照大神」は、高天原たかまがはらの統治者であり最高神。また、日本国民の総氏神としても位置付けられています。そんなご祭神を祭る神宮ですから、その御神威・御利益も日本最高峰。

繰り返しになりますが、伊勢神宮のご利益は、お日様が地上世界を照らすイメージと同じで、正しい選択をし行動する人を、その光で優しく包み込み、見守っていただける事にあります。

人として正しい判断と行動を積み重ねること。まずはココが大切で、そうすれば、いつも見守ってくださってる天照大神がきっと支援や救いの手を差し伸べてくださると思います。そんな心強い背景をもって素晴らしい人生を歩んでいきましょうね。

 

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参考文献:『古代神話の文献学』(塙書房)、『新編日本古典文学全集 日本書紀』(小学館)、『日本書紀史注』(風人社)、『日本古典文学大系『日本書紀 上』(岩波書店)他
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