神武紀|熊野荒坂で全軍昏倒|神の毒気にヤラレて意識不明の重体に!?天照による危機救援は「葦原中國平定」再現の意味があった件|分かる!神武東征神話No.8

 

多彩で豊かな日本神話にほんしんわの世界へようこそ!

正史『日本書紀にほんしょき』をもとに、
最新の文献学的学術成果も取り入れながら、どこよりも分かりやすい解説をお届けします。

今回は、

神武じんむ東征神話とうせいしんわを分かりやすく解説するシリーズ8回目。

テーマは、

熊野くまの荒坂あらさかで全軍昏倒

熊野くまの荒坂津あらさかのつ」から陸路を進む神武じんむ一行。

すると突然、熊野くまのの神が現れ「毒気」を吐いて襲いかかります。この毒気の威力はすさまじく、彦火火出見ひこほほでみはじめ東征とうせい軍の将兵はみな意識不明の重体に陥る。。。

この危機を救ったのは、、、

なんと、天照大神あまてらすおおかみ

武甕雷神たけみかづちのかみ」を通じて東征とうせい一行の救援に当たらせます。

 なぜ唐突に熊野くまのの神が現れ意識不明の重体に陥るのか?

なぜ天照あまてらす武甕雷神たけみかづちのかみを通じて救援にあたらせるのか?

これらのロマンを探ることで、「熊野くまの荒坂あらさかで全軍昏倒の意味」を考えます。

今回も、概要で全体像をつかみ、ポイント把握してから本文へ。最後に、解説をお届けしてまとめ。

現代の私たちにも多くの学びをもらえる内容。日本神話にほんしんわから学ぶ。日本の神髄がここにあります。それでは行ってみましょう!

 

神武紀|熊野荒坂で全軍昏倒|神の毒気にヤラレて意識不明の重体に!?天照による危機救援は「葦原中國平定」再現の意味があった件

神武紀|熊野荒坂で全軍昏倒の概要

今回も日本書紀にほんしょき』巻三「神武紀じんむきをもとにお届け。ちなみに、前回の内容、これまでの経緯はコチラ↓をご確認ください。

神武紀|熊野灘 海難と兄の喪失|なぜ!?兄達は暴風雨の中で歎き恨み逝ってしまった件|分かる!神武東征神話No.7

01/24/2016

暴風雨で2人の兄を失った神武じんむ。身内は息子一人。。

熊野くまの荒坂津あらさかのつ」に到り、陸路を進もうとすると突然、熊野くまのの神が現れ「毒気」を吐いて襲いかかる!

この毒気により、神武じんむはじめ東征とうせい軍の将兵はみな、意識不明の重体に陥る、、突然ですが、絶対絶命の危機!

この危機を救ったのが、、、

天照大神あまてらすおおかみ!キタ――(゚∀゚)――!!

武甕雷神たけみかづちのかみ」を通じて東征とうせい一行の救援に当たらせます。

神代じんだい葦原中國あしはらのなかつくに平定時に使用された「韴霊剣ふつみたまのつるぎ」を使い、ようやく覚醒。危機脱出、という流れ。

  1. 陸路転換+東から西への転換の地で、
  2. 葦原中國あしはらのなかつくに平定の神話にちなむ神様とアイテムが登場し、
  3. 危篤状態だった神武じんむが復活する、、

ということで、重要な意味が込められている臭いがプンプンする訳です。

 

東征ルートと場所の確認

東征とうせいの旅は、この「熊野くまの荒坂津あらさかのつ」から陸路を行くことになります。

熊野くまの荒坂津あらさかのつ」は、現在の三重みえ熊野市くまのしの「大泊おおどまり」。

東征神話とうせいしんわ的には、東征とうせい最東端の地が「熊野くまの荒坂津あらさかのつ。コレ以降、逆方向への進軍、つまり東から西へ進むことになる。

これは大きくいうと、日神ひのかみの威力を背に負う形になる訳で、神武じんむに、東征とうせい一行に大きな支援の力を与えることになる訳です。コレ、激しく重要。

東征ルート

今回、天照大神あまてらすおおかみが突然登場するのもコレ。天の道に沿う動きをしはじめるから。神策しんさくの具体的な効果が現れる訳ですね。

東征とうせいルートは以下の通り。

神武東征神話 東征ルート

東征とうせい一行は、大泊おおどまりから42号線を通じて陸路を行き、309号線に入ってさらに北上、北山村きたやまむらで169号線と合流、吉野よしのに到って370号線→166号線で菟田野うだの宇賀志うかし)、さらに北上して宇陀うだに出るルートを辿ったと推定されます。

 

神武紀|熊野荒坂で全軍昏倒 神武東征神話現代語訳と原文

この時、神が毒気を吐き、この毒気により将兵はみな病み倒れてしまった。このため、軍は奮い立つことができなくなってしまった。

丁度そのころ、その地に熊野の「高倉下たかくらじ」 という名の者がいた。その夜、夢を見た。

(夢のなかで)「天照大神」は「武甕雷神たけみかづちのかみ」に伝えた。『いったい葦原中國あしはらのなかつくには、まだ騒然として、うめき苦しむ声が聞こえてくる。(聞喧擾之響焉はここでは「さやげりなり」という)。武甕雷神たけみかづちのかみよ、お前がまたかの国へ行き、征伐しなさい。』。すると武甕雷神たけみかづちのかみは答えて、『私が行かずとも、私が国を平定した剣を下せば、国はおのずと平安をとりもどすでしょう。』と申し上げたところ、天照大神は、『よろしい。』と承諾した。(諾はここでは「うべなり」という)。そこで武甕雷神たけみかづちのかみは、さっそく高倉下たかくらじに伝えた。『私の剣は「韴靈ふつのみたま」という。(韴靈はここでは「ふつのみたま」という)。今、これをお前の倉に置こう。これを取って天孫に献じるがよい。』。高倉下たかくらじは「承知しました」と申し上げた。

そこで夢から醒めた

その明け方、高倉下たかくらじは夢に見た教えに従って「倉」をあけてみると、果たして天から落ちてきた剣が、倉の底板に逆さまに突き立っていた。

高倉下たかくらじはさっそくこの剣を取って、彦火火出見ひこほほでみに奉った。その時、彦火火出見ひこほほでみは眠り臥していたが、たちまちに意識を取り戻し、「私はどうしてこんなに長く眠っていたのか。」と言った。続いて、毒気にあたっていた兵士たちもみな意識を取り戻し、目を覚まして起き上がった。

時、神吐毒氣、人物咸瘁、由是、皇軍不能復振。

時彼處有人、號曰熊野高倉下、忽夜夢、

天照大神謂武甕雷神曰「夫葦原中國猶聞喧擾之響焉。聞喧擾之響焉。宜汝更往而征之。」武甕雷神對曰「雖予不行、而下予平國之劒、則國將自平矣。」天照大神曰「諾。」時武甕雷神、登謂高倉下曰「予劒號曰韴靈。今當置汝庫裏。宜取而獻之天孫。」高倉下曰「唯々」而寤之。

明旦、依夢中教、開庫視之、果有落劒倒立於庫底板、卽取以進之。于時、天皇適寐。忽然而寤之曰「予何長眠若此乎。」尋而中毒士卒、悉復醒起。 (『日本書紀』巻三 神武紀より抜粋)

 

神武紀|熊野荒坂で全軍昏倒の解説

毒気って、、、どんな臭いだったんだろ、、、相当くさかったのか、、、紫色のヤバい感じだったのか、、、そんなロマンに想いを馳せながら、、、

以下詳細解説。

  • この時、神が毒気を吐き、この毒気により将兵はみな病み倒れてしまった。このため、軍は奮い立つことができなくなってしまった。
  • 時、神吐毒氣、人物咸瘁、由是、皇軍不能復振。

→突然すぎる。。。毒気って、、(;゚д゚)

ココで登場する「神」とは、熊野くまのの神。

熊野くまのといえば、日本神話にほんしんわ的には人知の及ばない世界、何をしでかすか分からない神々、あるいは魔物が棲む領域であります。コレ、前回「天磐盾あまのいわたて」のところで解説済み。

神武紀|熊野灘 海難と兄の喪失|なぜ!?兄達は暴風雨の中で歎き恨み逝ってしまった件|分かる!神武東征神話No.7

01/24/2016

熊野くまの荒坂津あらさかのつ」はすでに魔界なんす。なので想定外のように見えて、実はごくフツーのこと。だって棲んでるんだもん。そこに突撃したのは神武じんむさん、アナタですよね??

って、

東征神話とうせいしんわ的に解釈すると、ココはやはり、神が困らせてくれないと困る訳です。

どういうことか?

前回の熊野灘くまのなだの暴風雨含めて、天磐盾あまのいわたて」以降は、自然(あるいは、何をしでかすか分からない神)が襲い掛かるシリーズ。

コレにより、大きな試練にぶち当たり、それを乗り越えていく、という壮大な神話的仕掛けが配置されてるんです。

熊野灘くまのなだは兄たちの働きによって、兄を失ってしまったけれど何とかなった。。。でも、ココからは「独り」。つまり、神武じんむが自ら乗り越えていかないといけない。そこに男のロマンがある。

で、

重要なのは、その試練の乗り越え方です。

東征神話とうせいしんわはそこに天照大神あまてらすおおかみの関与・救援を入れてきてる。コレ、激しく重要で。

天照大神あまてらすおおかみの救援は、それまで個人レベルの決意だった「東征とうせい」に、天照大神あまてらすおおかみによる「お墨付き」を与える意味がある、ってこと。一種のギャランティー。これはデカイ。

天上における最高神であり、皇祖こうそでもある天照大神あまてらすおおかみ東征とうせいの成就を支援する。これほど大きな後ろ盾はありませんよね。

かといって、ハンパな試練では天照大神あまてらすおおかみも関与できない。誰もが納得、今、ここでヘルプ入らないでどーする状態にならないとダメなんです。そのためには、人のチカラではどーにもならん絶体絶命の危機ってのを用意する必要があり、それが、今回の「神の毒気」。

コレ、どーすんの??流石に無理だよねくさいにも程がある、、)天照あまてらすさん出番です!ってなる「仕掛け」なんです。

しかも!

さらに重要なのは、

最終的に、東征とうせい成就、天皇即位そくいしたときに、神武じんむ鳥見山とみやま天神あまつかみを祭るのですが、コレはこの救援・援助に対する「こう」として行うのです。コレ、日本神話にほんしんわ版「御恩ごおん奉公ほうこう」。

『日本書紀』 巻第三(神武紀)

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そしてそして、これが現在、皇室が行っている祭祀さいしの根拠になってる訳です。天皇がなぜ祭祀さいしを欠かさないのか?その理由がコレ。

壮大すぎる、、((;゚Д゚))))ガクブル

数千年の時を経て継承されてきたロマンが、伝統が、そのきっかけが、、、

実は、、、

 

神の毒気!!くさかったけど!)

次!

  • 丁度そのころ、その地に熊野の「高倉下たかくらじ」 という名の者がいた。その夜、夢を見た。
  • 時彼處有人、號曰熊野高倉下、忽夜夢、

→突然登場、熊野くまのの「高倉下たかくらじ」さん、、

高い屋根の倉を持つ地元の豪族? 高ーい倉ですから、相当な金持ちだったんじゃないか、、、いや、このころはまだ貨幣は流通してないか、、

なんで「高倉」かと言うと、あとで武甕雷神たけみかづちのかみ神剣しんけんを地上に投げ落とすのですが、その時に目印になるから。天上から見ると、地上ににょきっと高い倉が突き出てるみたいに立ってるイメージ。あれ目がけて投げ落とす。そのための高ーい倉。

で、

高倉下たかくらじ」さん、神武じんむ一行が毒気にヤラれてうんうん唸ってるまさにその時、夢を見る。

  • (夢のなかで)「天照大神」は「武甕雷神たけみかづちのかみ」に伝えた。『いったい葦原中國あしはらのなかつくには、まだ騒然として、うめき苦しむ声が聞こえてくる。(聞喧擾之響焉はここでは「さやげりなり」という)。武甕雷神たけみかづちのかみよ、お前がまたかの国へ行き、征伐しなさい』。すると武甕雷神たけみかづちのかみは答えて、『私が行かずとも、私が国を平定した剣を下せば、国はおのずと平安をとりもどすでしょう。』と申し上げたところ、天照大神は、『よろしい。』と承諾した。(諾はここでは「うべなり」という)。そこで武甕雷神たけみかづちのかみは、さっそく高倉下たかくらじに伝えた。『私の剣は「韴靈ふつのみたま」という。(韴靈はここでは「ふつのみたま」という)。今、これをお前の倉に置こう。これを取って天孫に献じるがよい。』。高倉下たかくらじは「承知しました」と申し上げた。 そこで夢から醒めた。
  • 天照大神謂武甕雷神曰「夫葦原中國猶聞喧擾之響焉。聞喧擾之響焉。宜汝更往而征之。」武甕雷神對曰「雖予不行、而下予平國之劒、則國將自平矣。」天照大神曰「諾。」時武甕雷神、登謂高倉下曰「予劒號曰韴靈。今當置汝庫裏。宜取而獻之天孫。」高倉下曰「唯々」而寤之。

→ついに登場、待ってました天照大神あまてらすおおかみ!!!

いったい葦原中國あしはらのなかつくには、まだ騒然として、うめき苦しむ声が聞こえてくる。」とあり、どーやら天照大神あまてらすおおかみ、地上の様子が音声として聞こえてくるらしい。。しかもその声は、うめき苦しむ自分の子孫。直ちに脊髄反射。

で、「武甕雷神たけみかづちのかみよ、お前がまたかの国へ行き、征伐しなさい」とあり、、、流石でございます。その人選。いや、神選。武甕雷神たけみかづちのかみ

確かに、この神をおいて他にどの神がいるというのか?

コレ、つまり、神代じんだいにおいて葦原中國あしはらのなかつくに平定の際に、地上に降り立ち国譲くにゆずりを迫り、国を平定した神。その神威しんい、超絶です。

またかの国へ行き、征伐しなさい」というのも、平定を踏まえてる。

で、「武甕雷神たけみかづちのかみ」は「『私が行かずとも、私が国を平定した剣を下せば、国はおのずと平安をとりもどすでしょう。」とあり、今回は、地上に降りては来ず、平定の際に使用したつるぎを落として対応します。たしかに、直接来ちゃったらそれで全部解決しちゃいますからね。。あんまり関与されすぎても神話的に破綻してしまうでござる。

で、この「韴霊剣ふつみたまのつるぎ」、葦原中國あしはらのなかつくに平定のときに使用された神剣しんけんなんで、危篤状態に陥った東征とうせい一行を覚醒させる力を持つ訳ですね。

次!

  • その明け方、高倉下たかくらじは夢に見た教えに従って倉をあけてみると、果たして天から落ちてきた剣が、倉の底板に逆さまに突き立っていた。
  • 明旦、依夢中教、開庫視之、果有落劒倒立於庫底板、

→明け方、、、高倉下たかくらじが家の倉にいき、扉を開けてみると、、、

屋根破壊、、、2階以上のすべての床は破られボロボロ、、倉の底板に「韴霊剣ふつみたまのつるぎ」が逆さまに突き刺さってた、、、

おい!倉、壊すなよ!

と、言ったかどうかは伝えてはおりませんが、そういう状況だったようです。

この、「逆さまに突き立っていた」というも、葦原中國あしはらのなかつくに平定の際に、「経津主神ふつぬしのかみ武甕槌神たけみかづちのかみの二柱の神は、出雲国の五十田狭いたさ小汀おはまに降って来て、十握剣とつかのつるぎを抜き、逆さまに大地に突き立てて、そのつるぎの切先に胡坐あぐらをかいて坐り大己貴神おおあなむちのかみに間うた。(『日本書紀にほんしょき』第九段本伝より)」という内容を踏まえてます。

次!

  • 高倉下たかくらじはさっそくこの剣を取って、彦火火出見ひこほほでみに奉った。その時、彦火火出見ひこほほでみは眠り臥していたが、たちまちに意識を取り戻し、「私はどうしてこんなに長く眠っていたのか。」と言った。続いて、毒気にあたっていた兵士たちもみな意識を取り戻し、目を覚まして起き上がった。
  • 卽取以進之。于時、天皇適寐。忽然而寤之曰「予何長眠若此乎。」尋而中毒士卒、悉復醒起。

→素直な高倉下たかくらじ。さっそく、神剣しんけん神武じんむ一行に奉ります。

この神剣しんけん効果は絶大で、神武じんむ一行たちどころに意識を取り戻し、「私はどうしてこんなに長く眠っていたのか。」って、、、

寝てたんかーい!

ま、なにはともあれ起きてくれて良かった、、、

 

まとめ

熊野荒坂で全軍昏倒

今回の神話をまとめるとポイントは以下の通り。

  1. 陸路転換+東から西への転換の地で起こった物語である事。
  2. 葦原中國あしはらのなかつくに平定の神話にちなむ神様とアイテムが使用されている事。
  3. 危篤状態だった神武じんむが復活する物語である事。

特に大きいのは、

東征とうせい最東端の地「熊野くまの荒坂津あらさかのつ」以降、これまでとは逆方向への進軍、つまり東から西へ進むことになったってこと。これは大きくいうと、日神ひのかみの威力を背に負う形になり、神武じんむに、東征とうせい一行に大きな支援の力を与えることになる訳です。

天照大神あまてらすおおかみが登場し救援にあたるのもコレが理由。天の道に沿う動きに転換したからですね。神策しんさく効果発動!

東征ルート

ポイントは、天照大神あまてらすおおかみの救援は、それまで個人レベルの決意だった「東征とうせい」に、天照大神あまてらすおおかみによる「お墨付き」を与える意味がある、ってこと。一種のギャランティー。コレ、非常にデカイ。

そして、この救援を「おん」として、東征とうせいが成就したとき、神武じんむ鳥見山とみやま天神あまつかみを祭り「こう」を実践するという流れにつながっていく。。ある意味、東征神話とうせいしんわ的伏線設定。ココ、超重要事項なのでしっかりチェック。

そして、

今回の神話は、ある意味葦原中國あしはらのなかつくに平定の再現」

神代じんだいの神話と同じような設定を重ねることで、東征とうせいの正当性や権威付けを行っているのです。非常によく練られた物語ですよね。

さらに、

危篤状態の神武じんむが「韴霊剣ふつみたまのつるぎ」で覚醒する、、非常にドラマチック。大げさにいえば、神武じんむは一度死に、復活した」という感じ?

西洋ではキリストの復活が伝えられていますが、まさにそれと同じか、もしくはそれ以上の意味があると思います。

この復活劇と神剣しんけんをゲットしたことにより、東征とうせいを果たし橿原かしはら即位そくい・建国するというところにつながっていく、、、どこまでも広がる東征神話とうせいしんわロマン・・・サイコーだ!!

 

神話を持って旅に出よう!

神武東征神話じんむとうせいしんわのもう一つの楽しみ方、それが伝承地を巡る旅です。以下いくつかご紹介!

熊野荒坂津くまのあらさかのつ熊野市くまのし大泊港おおどまりこう

 

●地元的にはココだとされる「熊野荒坂津神社くまのあらさかつじんじゃ

●いやむしろココだと石碑が建つ「熊野荒坂津くまのあらさかのつ

 

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本記事監修:(一社)日本神話協会理事長、佛教大学名誉教授 榎本福寿氏
参考文献:『古代神話の文献学』(塙書房)、『新編日本古典文学全集 日本書紀』(小学館)、『日本書紀史注』(風人社)、『日本古典文学大系『日本書紀 上』(岩波書店)、他

 

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参考文献:『古代神話の文献学』(塙書房)、『新編日本古典文学全集 日本書紀』(小学館)、『日本書紀史注』(風人社)、『日本古典文学大系『日本書紀 上』(岩波書店)他