『古事記』を中心に登場する神様をご紹介します。今回は「角杙神と活杙神」です。
『古事記』では「角杙神と活杙神」、『日本書紀』では「角樴尊と活樴尊」として登場。
名義
角杙神(♂)・・・角つの状の棒杙
活杙神(♀)・・・活きいきとした棒杙
※棒杙=棒状の木のくい
活動と位置づけ
角杙の神と活杙の神
国土神として化成し、男女対偶で神世七代の第四代。
村落や家屋の境界をなす男女一対の棒杙の神格化です。
防塞の守護神(≒道祖神)で悪霊邪気の侵入を防ぐ信仰がベース。
今日でも、「おっかど棒」といった名称で、門前に樹枝や棒杙を突き立てる風俗が残っている地方があったりします。
始祖とする氏族
無し
登場箇所
『日本書紀』神代上: 角樴尊、活樴尊
『古事記』上: 角杙神、活杙神
参考文献:新潮日本古典集成 『古事記』より 一部分かりやすく現代風修正。
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