神生み神話に登場する神様

 

 

天神ミッションである「修理固成」を成し遂げるべく「大八嶋国」に次々と神を生む。徐々に自然現象から自然物へと具体的な表れをみせていきます。

『古事記』上巻神生み

系譜は以下の通り

古事記 神生み

● 伊耶那岐命と伊耶那美命が生んだ神

・大事忍男神おおことおしをのかみ:これから神を生みなす大いなる事業を成す威力のある男神

・石土毘古神いはつちびこのかみ:岩のような土の男神

・石巣比売神いはすひめのかみ:岩のようなすみかの女神

・大戸日別神おほとひわけのかみ:大きな出入口に射す日の男神

・天之吹男神あめのふきをのかみ:天上の気息を吹きつける男神

・大屋毘古神おほやびこのかみ:大きな家屋の男神

・風木津別之忍男神かざもつわけのおしをのかみ:風に吹かれる樹木の威力ある男神

・海神:大綿津見神おほわたつみのかみ:偉大な海の神霊

・水戸神みなとのかみ:速秋津日子神はやあきつひこのかみ:勢いが速く盛んな水門の男神

・水戸神みなとのかみ:妹速秋津比売神いもはやあきつひめのかみ:勢いが速く盛んな水門の女神

● 速秋津日子神と速秋津比売神が、河かはと海うみを分担して生んだ神

・沫那芸神あわなぎのかみ:水門にたつ泡が凪いでいることの神

・沫那美神あわなみのかみ:水門にたつ泡が波立っていることの神

・頬那芸神つらなぎのかみ:水門の水面が凪いでいることの神

・頬那美神つらなみのかみ:水門の水面が波立っていることの神

・天之水分神あめのみくまりのかみ:天からの水の分配を司る神

・国之水分神くにのみくまりのかみ:国土の水の分配を司る神

・天之久比奢母智神あめのくひざもちのかみ:天の水を汲む杓しゃく持ちの神

・国之久比奢母智神くにのくひざもちのかみ:国土の水を汲む杓しゃく持ちの神

● 再び、伊耶那岐命と伊耶那美命が生んだ神

・風の神:志那都比古神しなつひこのかみ:気息を長く吹く風の神

・木の神:久久能智神くくのちのかみ:木の精霊・神

・山の神:大山津見神おほやまつみのかみ:偉大な、山の神霊

・野の神:鹿屋野比売神かやのひめののかみ(またの名は野椎神のづちのかみ):屋根を葺く茅の生えている野の女性(野の神)

● 大山津見神と野椎神が、山と野を分担して生んだ神

・天之狹土神あめのさづちのかみ:天(山)の清らかな初々しい土地の神

・国之狹土神くにのさづちのかみ:国土(野)の清らかな初々しい土地の神

・天之狹霧神あめのさぎりのかみ:天(山)に立ちこめる清らかな初々しい霧の神

・国之狹霧神くにのさぎりのかみ:国土(野)に立ちこめる清らかな初々しい霧の神

・天之闇戸神あめのくらどのかみ、天(山)にある深く暗い谷間の出入口の神

・国之闇戸神くにのくらどのかみ:国土(野)にある深く暗い谷間の出入口の神

・大戸或子神おほとまとひこのかみ:大きな出入口惑う(迷う)男子の神

・大戸或女神おほとまとひめのかみ:大きな出入口惑う(迷う)女子の神

● さらに再び、伊耶那岐命と伊耶那美命が生んだ神

・鳥之石楠船神とりのいはくすふねのかみ(またの名は天之鳥船あめのとりふね):石いわのように固い楠材の船の神

・大宜都比売神おほげつひめのかみ:偉大な、食物の神

・火之夜芸速男神ひのやぎはやをのかみ(またの名は火之炫毘古神ひのかかびこのかみ、火之迦具土神ひのかぐつちのかみ):火の神

● 伊邪那美命が火神に焼かれ懊悩しながら生んだ神

・金山毘古神:鉱山の男の神

・金山毘売神:鉱山の女の神

・波邇夜須毘古神:粘土の男の神

・波邇夜須毘売神:粘土の女の神

・弥都波能売神:水の(清らかな)出始めの女神

・和久産巣日神:若々しい生成の霊力の神

・豊宇気毘売神:豊かな、立派な食物 (稲)の女神

上記、

神の誕生をどう伝えてるのか?神生みとは何か?『古事記』訳と原文をもとに、どこよりも分かりやすい解説はコチラで!

『古事記』上巻神生み

 

神生み②伊邪那岐命の復讐と神の誕生

●伊耶那美命を失った悲しみの涙から成った神

・泣沢女神なきさはめのかみ:たくさんの涙を流して泣く女神

●火神に復讐する伊邪那岐命の剣についた血から生まれた神

火神に復讐する伊邪那岐命の剣についた血から生まれた神

剣先の血が石群にほとばしりついて生まれた神

・石拆神:岩をも裂くほどの勢いのある神

・根拆神:木の根をも裂くほどの勢いのある神

・石筒之男神:堅固な刀剣の男神

剣の鍔についた血がほとばしりついて生まれた神

・甕速日神:神秘的で勢いが激しい猛烈な霊力の神

・樋速日神:火が猛烈な霊力の神

・建御雷之男神:猛々しく神聖猛烈な霊力をもつ雷の男神

剣の柄に溜った血から生まれた神

・闇淤加美神:峡谷の、水を掌る龍神!

・闇御津羽神:峡谷の、水の(清らかな)出始めの神

● 迦具土神の屍体から生まれた8柱の山神

正鹿山津見神、淤縢山津見神、奧山津見神、闇山津見神、志芸山津見神、羽山津見神、原山津見神、戸山津見神

・正鹿山津見神:正真正銘の、山の神霊

・淤縢山津見神:弟格の、山の神霊

・奥山津見神:奥の、山の神霊

・闇山津見神:渓谷の、山の神霊

・志芸山津見神:茂った、山の神霊

・羽山津見神:麓の、山の神霊

・原山津見神:山裾の原の、山の神霊

・戸山津見神:出入り口の、山の神霊

● 迦具土神を斬った刀

・天之尾羽張:

上記、

神の誕生をどう伝えてるのか?なぜ神が誕生するのか?『古事記』訳と原文をもとに、どこよりも分かりやすい解説はコチラで!

 

参考文献:『古代神話の文献学』(塙書房)、『新編日本古典文学全集 日本書紀』(小学館)、『日本書紀史注』(風人社)、『日本古典文学大系『日本書紀 上』(岩波書店)

 

日本神話の神様一覧|『古事記』をもとに日本神話に登場し活躍する神様を一覧にしてまとめ!

 

どこよりも分かりやすい日本神話解説シリーズはコチラ!

日本神話とは?多彩で豊かな神々の世界「日本神話」を分かりやすく解説!

日本書紀 現代語訳
『古事記』現代語訳
天地開闢
国生み神話

ついでに日本の建国神話もチェック!

神武東征神話1

日本神話編纂の現場!奈良にカマン!

飛鳥浄御原宮
藤原宮跡
平城京

 

 



最後までお読みいただきありがとうございます。お気軽にコメントされてくださいませ。お待ちしております!

ABOUT US
アバター画像
さるたひこ

日本神話.comへお越しいただきありがとうございます。
『日本書紀』や『古事記』をもとに、最新の文献学的学術情報を踏まえて、どこよりも分かりやすく&ディープな日本神話の解釈方法をお届けしています。
これまでの「日本神話って分かりにくい。。。」といったイメージを払拭し、「日本神話ってオモシロい!」「こんなスゴイ神話が日本にあったんだ」と感じていただける内容を目指してます。
日本神話研究の第一人者である佛教大学名誉教授の榎本先生の監修もいただいているので情報の確かさは保証付き!文献に即して忠実に読み解きます。
豊かで多彩な日本神話の世界へ。是非一度、足を踏み入れてみてください。
参考文献:『古代神話の文献学』(塙書房)、『新編日本古典文学全集 日本書紀』(小学館)、『日本書紀史注』(風人社)、『日本古典文学大系『日本書紀 上』(岩波書店)他
error: Content is protected !!